こんにちは、BOOKS1号です。
今週、読んでおすすめする本は『日日是好日』です。
-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-
季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている!」その感動を鮮やかに綴ったエッセイ。
『 日日是好日』
出版社: 新潮文庫 著: 森下典子
おばは、茶道の先生です。茶室には、季節を感じるお花や掛け軸、お道具があります。
畳の部屋に入ると、なんだかひんやり。背筋がしゃんとするんです。
「畳のへりは踏んだらだめよ」
「お箸は、こう持つのよ」
日常に役立つマナーも教えてくれました。
この世の中には、学校とは別の勉強があって、“気づくこと”が大切なのだと。いろんな人と出会い、いろんな気づきがあり、いつしか点と点がつながっていくのですね。
「日日是好日」とは、毎日が良い日ということ。雨の日は、雨を聴くことで、生きている歓びを感じてみませんか。
茶道は、物事を単純化し、無駄をそぎ落とし、残されたところに、本質や美があると考えます。また自然と親しむことも大事にしていて、これらは無印良品のコンセプトに似ているな、と感じます。
堺に生まれた千利休。利休ゆかりの場所や茶の湯の世界を感じられる名所めぐりも
良いですね。
この本が、茶道の世界へいざなってくれますよ。
「私とこの本」で紹介の本は、今日のずっといい言葉の黒板の下にあります。
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