【堺北花田】見た目もおいしい食卓｜いっしょにつくろう

　無印良品 イオンモール堺北花田のキッチンカウンターでは、旬の食材を使った料理を試食いただけます。

　現在は安心安全のため、キッチンカウンターの営業を休止しています。休止中も、おたより「いっしょにつくろう」で、野菜ソムリエの先生がつくった新しいレシピや、お客さまから人気だった過去のレシピを配信しています。レシピだけでは伝えられないコツや工夫をお届けします。
 
　教えてくれるのは、野菜ソムリエプロの飯間先生。レシピは『塩鶏じゃが』『りんごとツナの生姜マヨサラダ』『春菊のベーコン炒め』です。
「今回は彩りに注目してみました。春菊やりんごの鮮やかな色合いは普段の料理だけでなく、おもてなし料理にもおすすめですよ」

■りんごとツナの生姜マヨサラダ
鮮やかな色合いが目を惹くサラダです。りんごとツナ、そして生姜の組み合わせ…。いったいどんなサラダができるのでしょうか。
今回はレーズンの他にもクランベリーや砕いたアーモンドも入れてみました。
食べてみるとりんごの甘みとツナの塩味が意外と合い、ほんのり香る生姜の香りも食欲をそそります。
ツナの臭みもりんごや生姜が消してくれるので食べやすく、クランベリーやレーズンの酸味も相まって一品で大満足のサラダです。
具だくさんのサラダは見た目も華やかですね。

■塩鶏じゃが
「鶏肉は塩糀に漬けると味がよく染みて、柔らかくなるんです」と飯間先生が教えてくれました。今回は15分ほど漬けましたが、一日漬けておいてもいいのだそうです。ここでのポイントは、鶏肉を漬けた塩糀も一緒に鍋に入れること。今回の味付けはこの塩糀のみなので、残さず使います。
 
じゃがいもはあらかじめレンジで加熱しておくことで、煮込み時間の短縮にもなります。
鶏肉に火が通ったらじゃがいもを入れて火を止め、あとは食べる前に温めるだけで、時間のかかる煮込み料理も手軽につくることができますよ。
 
塩糀で漬けた鶏肉は食べてみるとほろっと崩れるぐらいの柔らかさです。シンプルな味付けですが、鶏肉のうまみと塩糀の塩味がほどよく効いた出汁は飲むとほっとする優しい味わい。具材だけでなく出汁も楽しめる一品です。

■春菊のベーコン炒め
　カリカリに焼いたベーコンとシャキシャキの春菊の食感が同時に味わえる一品です。「ベーコンは塩味が効いているので味付けにも使えるんですよ」と飯間先生。料理に少し加えるだけでも味を引き締めてくれます。
 
　たっぷりのオリーブオイルでベーコンを焼いたら、春菊を加えて炒め合わせます。春菊を入れたらあまり火を入れずにさっと仕上げるのがポイントです。こうすることで春菊の色が保たれるのだそうです。青々とした春菊の色合いがとても鮮やかですね。
 
　そのままで食べてもおいしいこの一品ですが、飯間先生のおすすめはパスタのアレンジ。オリーブオイルやベーコンの香りと春菊の食感がパスタとも相性がいいのだとか。お好みで鷹の爪を入れてペペロンチーノ風にしてもおすすめです。


　シンプルな味付けで素材のうまみを存分に引き出したこの三品は、食材のもつ魅力を改めて感じさせてくれます。皆さんもぜひおうちで試してみてくださいね。

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無印良品　イオンモール堺北花田　2021.11.21