チリモンとは、“チリメンモンスター”を略した言葉で、『ちりめんじゃこ』と一緒に入っている小さな生き物たちのことです。例えば、魚のこども・タコやイカ・貝の仲間・エビやカニ・クラゲやヒトデなど、いろいろな種類があります。
名付け親は“きしわだ自然友の会”の方々です。親しみやすい名前は、なんてセンスがいい呼び名なんだろうと感心します!
■店頭でチリモンさがし
チリモンを『ちりめんじゃこ』の中から探し出すことを“チリモンさがし”と呼びます。子どもたちだけでなく、大人でも夢中になってしまうとても楽しい遊びです。
大切な命をもらう食べ物であることを知るだけでなく、海の生き物のことや環境、水産業についても学んだり考えたりするための貴重な機会になります。
では、今日は店頭で“チリモン”を探そう!
パックや袋をよ~く見ると、見つかりますよ。
『ちりめんじゃこ』がこちら。上の小さい『いわし』が成長すると、下の『かえりちりめん』と呼ばれるようになります。
このように魚のこどもは、親と似ていなくても成長していく間に、急に形が変わります。これを“変態”と言うそうです。
続いて『あじ』。
足の数を数えてください。たぶん『いか』です。
小さくてかわいい今日の魚たちは、実は高知県産です。 太平洋に住んでいる魚たちだったのですね。
住んでいる海域によっていろいろなチリモンと出会えるので、産地を選ぶのも楽しいですよ。
■おまけの情報
【鮮魚担当・服部さんに習う“青菜とちりめんじゃこの炒めもの”】
「“青菜とちりめんじゃこの炒めもの”のつくり方は、青菜を切ってフライパンで炒める。しんなりとしたらちりめんじゃこ・酒・みりん・しょうゆをふって手早く炒める。ふたをして弱火で2~3分煮て、水分がとんだら出来上がりです」
今日の『ちりめんじゃこ』はこちらに置いています。
高知県産『ちりめん(小魚混じり)』100g 消費税込258円
牛乳と共にカルシウムを多く含む食品の代名詞ともなっている『ちりめんじゃこ』。おいしく元気にいただきます!
無印良品イオンモール堺北花田 2020.04.17