イオンモール堺北花田

【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18

【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18

食のお便り/入荷情報

2020/07/24

 “はも”は関西の夏の味覚で、大阪の天神祭のごちそうになくてはならない魚です。

 今日は、“はも”について鮮魚担当・岩切さんに詳しく教えてもらいました。
 
【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18
 “はも”を漢字で書くと“鱧”。魚偏に豊、これは一度にたくさん産卵をするので子孫繁栄の意味も含んでいるそうです。

 「梅雨の水を飲んでおいしくなると言われる“はも”は、産卵を控えて脂がのります。大阪では天神祭になくてはならないはも料理。大阪湾でも獲れるので、昔からなじみ深い魚です」
 
【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18
 「これは“はも”の骨を抜くためのペンチです」
 
【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18
 「“はも”はひれの小骨も含めて3500本ほども骨があるんですよ。骨は一緒に食べられないからペンチで抜いていきます」
 
【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18
 「けれども、あまりにも骨が多いのでペンチで抜くだけではたいへんなので、骨切といって包丁をいれることが多いです」
 
【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18
 「“はも”の語源は、大きな口の鋭い歯で捕食する“食(は)む”から来ているという説もあります。怖い顔つきだけど食べてみると、きれいな白身魚で脂質も多くて濃厚な味がしますよ」

 「7月24日の天神祭の宵祭(宵宮)には、はもの皮のざくざく(“はも”の皮を入れたきゅうりの酢の物)を。
 25日の本祭(本宮)には、はもちりやはものつけ焼きを食べる風習があります」

■今日の入荷のはも
【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18
兵庫県産『活〆はもちり』1パック 消費税込798円
愛媛県産『骨切はも』1尾 消費税込1,080円 

■おまけの情報
【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18
 木村九商店の『京都 味の顔見世 梅肉』は“はもちり”にはもちろん、梅肉の和え物・お寿司・おにぎり・ドレッシングなどに混ぜてさっぱりとアレンジ出来ます。
 
【イオンモール堺北花田】“はも”について|さかな屋のはなし#18
 『はもちり』『梅肉』ともに、お造りコーナーにあります。
 『骨切はも』は丸物の魚たちと並んでいます。

木村九商店『京都 味の顔見世 梅肉』1個(110g) 消費税込300円

今日も元気に“はも”とお待ちしています!
 
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無印良品イオンモール堺北花田 2020.07.24