イオンモール堺北花田

【イオンモール堺北花田】“卵胎生”について|さかな屋のはなし#19

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食のお便り/入荷情報

2020/07/31

 魚は一般的には卵を産む“卵生”です。しかし一部には“卵胎生”と呼ばれる卵を胎内で孵化させて赤ちゃんを産む繁殖形態のものがいます。

 今日は、“卵胎生”について鮮魚担当・岩切さんに詳しく教えてもらいました。

■たぬきめばる
【イオンモール堺北花田】“卵胎生”について|さかな屋のはなし#19
 「『たぬきめばる』は日本海の沖合に住んでいます。産胎する頃には浅い沿岸に寄ってきます」

 「『めばる』や『がしら』のような狭いエリアで生活する魚たちは、大きな魚に一度に捕食されるのを防ぐために、卵ではなく動いて逃げるように赤ちゃんで生みます」

■がしら
【イオンモール堺北花田】“卵胎生”について|さかな屋のはなし#19
 「大阪では『がしら』と呼びますが、東京では『かさご』と呼ばれます。これらは沿岸に住んでいます」

■うっかりかさご
【イオンモール堺北花田】“卵胎生”について|さかな屋のはなし#19
 「おもしろい『うっかりかさご』という名前は、魚類学者が魚の整理や名づける作業をしながら、ほとんど終わったと安心していたら毎日見なれている『かさご』が別種で、発表し忘れていたなんて話があります」

 「見た目、『うっかりかさご』は『がしら』に比べて上半分の斑紋が多く、はっきりと褐色に縁取られています」

■今日の入荷の卵胎生の魚
【イオンモール堺北花田】“卵胎生”について|さかな屋のはなし#19
石川県産『沖めばる』1尾 消費税込698円 

■おまけの情報
【イオンモール堺北花田】“卵胎生”について|さかな屋のはなし#19

【“干物”をオーダーメイドしよう】

 まずは店頭に並んでいる魚から、好きな魚を選びます。
 写真は『赤らはちめ』。“はちめ”とは、北陸での“めばる類”の呼び名です。

 次に『一夜干し』か『干物』のどちらにするのかを選びます。『一夜干し』は『干物』に比べて、水気が完全に抜けていないので柔らかく魚本来の味が楽しめます。

 料金は魚の代金のみで、調理加工代は無料です。

 オーダーは毎日承ります。どうぞ、お気軽にスタッフにお声掛けくださいね。
 
【イオンモール堺北花田】“卵胎生”について|さかな屋のはなし#19
 今日は『平あじ』『かます』『真鯛』を店頭で選んで、すぐにお持ち帰りいただけるように干物もご用意しました。
 この機会に、是非お試しくださいね。

『平あじ(干物)』1尾 消費税込598円
『かます(干物)』1尾 消費税込498円
『真鯛(干物)』1尾 消費税込498円

今日も元気に“卵胎生”の魚たちとお待ちしています! 
 
【イオンモール堺北花田】“卵胎生”について|さかな屋のはなし#19
無印良品イオンモール堺北花田 2020.07.31