こんにちは、みんなみの里です。
近頃、直売所にて多くのお客様から熱い視線を浴びているのが筍です。
孟宗竹という品種で、筍シーズンのトップバッターといった存在。春の訪れを知らせてくれる里山ならではの食材です。
鴨川市内でもみんなみの里周辺は竹山の多い地域。昔から春になると筍を掘って食べてきました。
竹は地中にたくさんの根っこを張り巡らせて成長します。そのため、以前は地震が来たら竹山に逃げろといわれていました。根っこのおかげで地面が維持されるからとの理由でした。
反面、あまりにも竹が多すぎると根っこ同士が行き場を失い、山が崩れてしまいます。
そのバランスを維持するため、春には筍を掘って食べ、秋から冬には伐採した竹で籠などを作っていました。
竹は里山の暮らしに欠かせない存在なのです。
我が家の竹山にも筍が現れるようになりました。
かたい土から掘りおこす作業はなかなか大変なこと。どれだけ地中に埋まっているのか、根っこがどこにあるのか…など、確認しながら掘っていきます。
この筍の前にあるのは太い竹の根っこです。根っこをかいくぐって地上に出できたツワモノの筍です。
また、「雨後のタケノコ」と言いますが、雨上がりの山からは筍がたくさん出てきます。筍の生命力には脱帽です。
孟宗竹が終わる頃にはアク抜き不要のハチクという品種、その次には真竹…と、筍シーズンはまだまだ続きます。
里山の風味を味わってくださいね。
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