今日は、みんなみの里から徒歩15分ほどにある大川面運動広場にて、鴨川市内で飼育されている牛の品評会がおこなわれました。
全部で8部門のクラスがあり、全部で45頭の牛が参加。
そのうち、初めの方の第1部と第2部の、未経産牛の審査の様子を見てきました。
一頭ずつ広場をぐるりと歩いて回る中、審査員が牛のからだ全体をじっくり見て順位をつけていきます。
素人の考えでは、大きい方がより良い牛だと思っていたのですが、どうやら大きさだけではないようです。
審査基準として、背中が直線的で曲がっておらず、直角的なお尻の牛が、スタイリッシュで素晴らしい牛とのこと。
たしかに、第1部と第2部とも、1位に輝いた牛はこの基準をクリアしていて、さらに足腰の肉付きなど、その他の部分で2位の牛よりも優れていたようです。
美しい牛の基準を知り、勉強になりました。
昔から比べてかなり減ったとはいえ、大小かなりの酪農家がある鴨川市。
近隣の市町村では、品評会はもうおこなわれていないという話もある中、いくつもの牧場が代々受け継がれていて、品評会でなかなかの成績をおさめているという現状は、これも日本酪農発祥の地である嶺岡牧の影響なのでしょうか。
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