過去に
ローカルニッポンにて紹介させていただいた、野菜ソムリエプロの安西理栄さん。
これまでも、無印良品の各店舗にて「食」をテーマにお野菜にまつわる豆知識や、旬のお野菜と無印良品をかけあわせたアレンジレシピをご紹介していただくワークショップを開催していただきました。
野菜ソムリエプロとして『生産者と生活者をつなぐ』を体現していくために、今回、さらに深く「食と農」の関わりを発信するプログラムを、無印良品とともに企画しました。(イベント詳細・申込はページ下記リンクへ)
現在の活動に加え、そのプログラムへの思いをお聞きしました。
以前
ローカルニッポンでご紹介した時には、個人の方向けにお野菜・お料理教室を積極的に開催されていた安西さん。
現在は、『食で地域に貢献する』をモットーに、さらに活動の幅を広げられています。
「ここ最近では、生産者と事業者をつなぐ取り組みも強化しています。地元の生産者さんと地元の飲食店とをつなぎ、お店に訪れた人が地元の野菜を知る。地域の方はもちろん、さらに、地域外の人にも地元野菜を知ってもらい、地域に呼び込むきっかけになれば、と思います。」
「野菜ソムリエプロとして活動を始め、10年が経ちますが、これまでの生産者さんたちとつながりから派生して今の事業の広がりがあります。南房総エリアといえば、まだまだ『海鮮』というイメージが強くありますが、海のモノも、山のモノもおいしい。地域でとれる特産の野菜をもっと知ってもらい、地域に関わっていく人を今後も増やしていきたいですね。」
『生産者との交流を通じ、地域の魅力を知り、地域に関わる人を増やす』
今回のプログラムは安西さんのそんな思いで出来上がりました。
「都心で生活をしていると、スーパーで野菜を買うときに、産地のことを思い浮かべることがなかなか難しい気がします。畑と食はつながっていることを現地で直接、肌で感じてほしい。そんな思いで、このプログラムを企画しました。」
「現場を見ることで気づきがある。農家さんたちは、収穫時以外にどんな作業が必要で、どんなロスがあるのか、自分の暮らしに持ち帰ってほしいと思います。今後の暮らし方に変化が起きるのではないでしょうか。」
今回のプログラムでは、安西さんに加え、いちじく観光農園『館山パイオニアファーム』の園主、齊藤拓朗さんをゲストに迎え、直接生産者視点のお話を伺い、交流することができます。
「齊藤さんは、いちじくを作って売るだけではなく、葉や枝など、いちじくから生み出されるものすべてをまるごと愛しておられます。農園を訪れて、『畑で採れるものすべてを無駄にしたくない』という齊藤さんの思いを直接感じていただければ、と思います。」
「1回きりでなく、苗木を作る時期・シーズンの準備期・シーズンの様子なども知ってもらえるような、定期的に関わっていただけるようなきっかけをつくれればいいな、と思いますね。ほかの農園さんにも共通して、何回も継続して関われるような企画をつくっていきたいです。」
安西さんの思いを詰め込んだ今回のプログラムは、以下のフォームよりお申込みいただけます。
詳細は
イベント申込ページ、および、
先行レポートよりご確認ください。
プログラム名:「いちじく農家直伝!苗作り体験と野菜ソムリエプロと作る地元野菜を楽しむ農園ランチ」
開催日:2021年3月20日(土) 9:45 受付開始
開催場所:館山パイオニアファーム
集合場所:館山パイオニアファーム(千葉県館山市正木441※カーナビ検索は「館山市正木423」)
持ち物/準備物:長袖長ズボン。動きやすい恰好。エプロン(ランチ作りの時に使用)。
定員:8名(最少催行人員4名)
主催:サニーフィールズ 野菜ソムリエプロ 安西理栄
■タイムスケジュール
〇2021年3月20日(土)
9:45 受付開始
10:00 現地集合(館山パイオニアファーム)
企画内容や本日の流れの説明
10:15 斉藤さんの指導のもと、いちじく苗作り開始。いちじくについてのお話も。
11:30 野菜ソムリエプロ安西理栄とともに地元野菜を使ったランチづくり
12:15 農園にてランチタイム
13:20 いちじくの枝や葉の利活用についての取り組みを伺い、せん定で出た枝を使って作るキットをお渡し。農園散策やスーツショップでお買い物など自由時間。
14:00 終了のあいさつ、解散。
※上記の時間帯は目安です。
<ご予約・詳細は
こちらから>
予約締切日:2021年3月17日(水)23:59
※参加できない場合には、申込時のメールに記載された方法でキャンセルを行ってください。
※キャンセル期限は開催日3日前の23:59です。それ以降のキャンセルにつきましては、参加料は返金いたしかねます。