先日お伝えしたように、鴨川市内のほとんどの地区で7月にお盆を迎えます。今日は直前の週末とあって、お盆に必要な野菜や植物をお求めになるお客様が多くいらっしゃいます。
例年お盆が近くなると、切花コーナーに「ホオズキ」と「ミソハギ」が並びます。どちらも古くから身近にあるお盆に必要な植物です。
「ホオズキ」の形が提灯やぼんぼりに似ているため、ご先祖様をお迎えする灯りの代わりに飾ります。家に戻ってきたご先祖様が「ホオズキ」の中に入ってお盆を過ごすとも言われています。
厄除けや無病息災を願う縁起物とされ、昔からホオズキ市がおこなわれてきたのですね。
ちなみに、これがホオズキの花です。
お盆の頃に萩の花に似た赤紫色の花を咲かせる「ミソハギ」は別名「盆花」や「精霊花」と呼ばれています。
漢字で「禊萩」と表しますが、昔はこの花をを禊(みそぎ)の際に利用していたことが由来といわれています。禊とは穢れを浄めることで、盆棚に飾る花として必要な存在です。
日常でも仏壇やお墓に飾る植物として「しきび」や「アスナロ」があります。
現代とは違い、昔は亡くなった人を土葬していたため、強い香りを持つこれらの植物が利用されました。お墓に飾ることで動物よけや虫よけとして重宝され、また、悪霊よけの意味もあったとのこと。
これらお盆に必要な植物を準備してご先祖様をお迎えしましょう。
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