みなさんこんにちは。みんなみの里のBOOKS担当です。
まだまだ朝夕冷え込み、厳しい寒さの里山ですが、散歩の道端にはふきのとうがちらほら顔を出し始めました。季節はちゃんと次の準備をゆっくりですが、でも確実に、正確にすすめています。移り行く季節を足下で感じる。里山の生活感のひとつです。
さて、20代の頃読んでいた片岡義男さんの珈琲の香りただよう短篇集をタイトルに惹かれて読んでみました。
片岡さんのスタイリッシュな世界観にはコーヒーがよく似合います。「豆大福と珈琲」が違和感なく、いつもの文体のように静かに心に沁みるのは、コーヒーを「珈琲」と書いているからでしょう。海外文化の香りを日本語でリズミカルに描く作者ならではです。
無音のフィルムみたいに流れていく物語を読みながら、深煎りの珈琲と豆大福で日々の暮らしをリセットするのもいいかもしれません。
里のMUJIでは朝どれ新鮮野菜とともに地元の老舗の和菓子屋さんがつくる豆大福などもご用意しております。ぜひ読書がてらお立ち寄りください。
著書名:豆大福と珈琲
著者:片岡義男
発行所 : 朝日新聞出版
定価 : 700円+税
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