みんなみの里

 【みんなみの里】国民食カレーの話 | MUJIBOOKS「里山良本」

カレーライス誕生

MUJI BOOKS

2023/04/08

 こんにちは。みんなみの里のBOOKS担当です。

 みんなみの里のテラス席からの眺めは乾いた枯葉色から桃色に、そして鮮やかな新緑色にと足早に彩りを変化させています。春風が運ぶ「芽生えの香り」で、なんか陽気なウキウキ気分です。
 
 さて、本日のご紹介は「幕末の日本にカレーという言葉を最初に紹介したのは福沢諭吉...」というトリビアから始まって、国民食カレーライスの伝来を紹介する一冊です。

 カレーライスのひと皿には、近代日本のドラマが具だくさん。鎖国が終わり、スパイスが輸入自由化され、文明開花で民衆の肉食気運が高まります。北海道開拓でじゃがいも、にんじん、玉ねぎが栽培されるのもこの頃です。同時代の文化的トピックスを集めて誕生したカレーライスは、さらにアレンジが加えられ、やがて日本のスター的「国民食」になっていきます。
 
カレーライスの誕生

 最初はカレーは辛いから大人の食べ物、ハヤシライスは甘いから子どもの食べ物という扱いだったようです。その区分けを壊してカレーを家族全員の食べ物にしたのは、1963年に発売されたあの「リンゴとハチミツ入りのカレー」だったとか。
 
 里のMUJIでは人気のバターチキンやグリーンカレーなど35種類以上のカレーを取り揃えております。甘く口当たりのよいものから、ピリッと刺激的なものまで広いレンジからお選びいただけます。ぜひ”里山カレー天国”みんなみの里にお越し下さいませ。

著書名 : カレーライスの誕生
著者 : 小菅 桂子
発行所 : 講談社
定価 : 900円(税別)

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カレーライスの誕生

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