みなさんこんにちは。里のMUJI みんなみの里のBOOKS担当です。
年末に向けて里山にあるMUJIでは、のし餅、切り餅、鏡餅、そしてしめ縄など地域ならではのお正月の縁起物の販売が始まっており、早くも新年の足音が聞こえてきそうです。凧揚げやお餅つきのある里山のお正月は、こころのふるさと、日本の原風景として深く記憶に残しておきたいです。
さて、本日ご紹介するのは、身近なチョコレートの知られざる歴史本で、世界史としての読物に相応しい一冊です。
この本を手に取る前はチョコレートのあまく軽い歴史本だろうと思っていましたが、驚くほど冷静で科学的な内容でした。
マヤ文明まで遡ったカカオの発見から始まり、魅力的なこの植物の利用を考察し、ヨーロッパの歴史、革命、文化、宗教との関わりにふれています。その後レシピと技術が発達し、今では当たり前に買えるスイーツとして長い時間をかけて変化し定着していきます。なんとも壮大で、チョコレートの一大叙事詩といってもよいでしょう。
コーヒー飲みながら、高カカオチョコレートをつまんで、マヤ、アステカの人々に思いを馳せつつ、じっくり味わうように読んでみてはいかがでしょうか。
書籍名 : チョコレートの歴史
著者 : S.D.コウ / M.D.コウ
訳者 : 樋口 幸子
発行 : 河出書房新社
定価 : 1300円+税
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