1940年〜50年代にアメリカで活躍したファッションデザイナーのクレア・マッカーデルさんのファッション哲学をまとめたおしゃれ入門バイブルです。
クレアさんは機能と美しさが両立した既製服「アメリカンルック」の創始者です。本書は1956年に刊行され、現在も読み継がれているファッションの古典的良本です。
この時代は装うことが特別で、格式やタブーがありました。ドレスはお針子さんが縫って、帽子は箱にしまい、大量生産ではないからこその美意識もありました。時代独特の生きづらさがあり、現代とは背景が異なりますが、書かれてる内容は、バイブルのような永遠不滅のルールばかりです。
「あなたがどんな人なのか、それはあなたが着ている服を見ればわかります」と言っています。「名は体を表す」ように「服はその人を表す」のですね。
自分の生活スタイルに合わせた服を着ることを説き、流行は自分に合わないことがあるので、モードよりもクラシックを選ぶことを勧めています。そして「やりすぎてはダメ。もちろんやらなすぎも」これがたいせつだと。
抜け感だしてドレスダウンでカッコいいのは、「ドレスアップ」を知っているから。基本をおさえることから始めて「守破離」のごとく成長できるのはそのあとのこと。この「基本を徹底的に自分のものにする」ことが、物ごとを成就する永遠不滅のルールなんですね。
著書名:わたしの服の見つけかた
著者 : クレア・マッカーデル
訳者 : 矢田明美子
出版社 : アダチプレス
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