ダーウィンの「種の起源」を、子どもから大人まで楽しめるように、美しいイラストと文章で語りなおされた絵本です。
作者のサビーナ・ラデヴァさんは、分子生物学で修士号を納めたのちイラストレーターに転身。
科学とアートをむすびつけるような仕事に情熱を傾けているそうです。
ダーウィンは現代のような技術のなかった時代に、十分な研究を行い、地球上の生命に対する考え方をすっかり変えてしまいました。
当時の人々は神さまによってすべての生命が創り出されたと信じていたので、激しい論争を呼び起こすことになります。
しかしながら神さまの力を借りずに生命の「なぜ」を説明することを可能にしたいわゆる「進化論」を、現代の生物学者は学問の中心において研究を進めているのです。
本書では、ダーウィンがビーグル号という調査船に乗って世界を見て回った旅については言及していません。
描かれているのは、ダーウィンがどのようにこのアイデアを思いついたか、そのプロセスです。
ぜひ、ダーウィンになって、生物学最大の理論が成立した背景を追体験してみてください。
作者:サビーナ・ラデヴァ
訳者:福岡伸一
出版社:株式会社岩波書店
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