みんなみの里

【みんなみの里】おはぎをお供えしてご先祖様へ感謝しましょう

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2018/09/23


 お彼岸に入って、しきび、切花、果物など、ご先祖様へお供えするものが、この時期は多くお店に出ています。
 そこで今日は、その中からおはぎについてご紹介しようと思います。
 おはぎの材料であるお餅には五穀豊穣を願う意味が、小豆の赤い色には魔よけの意味があり、いつも彼岸(天国)から私達を見守ってくれているご先祖様への感謝をこめて、お墓や仏壇にお供えします。
 材料のひとつである小豆は、縄文時代には食べられていたという、日本人の暮らしに当たり前のように存在しており、祝宴や儀式などの際は、お赤飯を用意しました。
 昔の長狭平野の里山では、その字のとおり、長く狭い平野で米をつくり、ゆるい傾斜地の畑では豆類を、急傾斜地では柑橘類を栽培してきました。
 山間部では、真っ白なお米が宝で、お祝い事の際は赤い小豆をあわせたお赤飯が、何よりのご馳走だったようです。
 今を生きる身として、ご先祖様だけでなく、地域の先輩達にも感謝しなければ、と思います。

 

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