今日は、長狭米をご紹介します。
鴨川市内でも、長狭平野で獲れたお米のことを長狭米と呼びます。
東は太平洋、南北を山ではさまれた、温暖な気候の長狭平野。
平野を囲む山々は、かつては海の底にありました。
何度となく繰り返された地殻変動により、隆起したものです。
つまり、この山の成分は海底と同じ、ミネラルを多く含んだ地質ということ。
この山々が海の底だったなんて、想像もつきませんね。
このご利益をいただいているのが、地元の銘柄である長狭米です。
嶺岡山系は降った雨を蓄え、ミネラルたっぷりの水でふもとの田畑をうるおしてくれます。
ふもとの地質は粘土質のため、もっちりとした食感で甘い風味のお米ができます。
嶺岡山のふもとでは、多くの農家さんがお米をつくっています。
それぞれの農家さんによって、風味や食感がちがっているのですよ。
お店に並んでいるのは5kg入りのお米が主ですが、3kg入りもご用意しています。
ぜひ、いくつかをためして、お気に入りのものを見つけてください。
今は田植えの時期。
周辺の田んぼには、苗が植えられています。
この苗がどんどん大きくなって、黄金色に輝く秋が楽しみです。
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