現在、お店で一番の人気ものは青梅です。
季節も梅雨に入り、里山の家々では梅干の仕込みが始まっていますが、その梅干作りに欠かせない『赤ジソ』がお店に出始めました。
梅干は昔から日本人の食卓に欠かせない保存食で、年代を問わず食べられています。
梅と赤ジソと塩でつくる昔ながらの梅干の風味が、お店来られる方々のお口に合うようで、厳しい猛暑だった昨年は入荷してはすぐになくなるような状況でした。
今年の夏はどのような状況になるのでしょう。
また、梅干の仕みが終わった後は、赤ジソを天日干しにして乾燥させ、ゆかりをつくります。
梅干もゆかりも昔から現代まで続いている保存食品です。この作り方を発見した昔の人の知恵はすごいですね。
ちなみに、大昔の中国で食中毒にかかり死にかけた若者がいました。そのときに紫色の葉っぱを煎じて薬をつくり飲ませたところ、たちまち回復したそうです。この葉っぱが赤ジソだったのです。
その紫色の葉っぱで蘇ったということで、その時からこの薬草を『紫蘇』と呼ぶようになったと伝えられています。
梅干しのほか、赤ジソの塩漬けをつくって、おにぎりを包んでお弁当にしてはいかがでしょうか。
さらに、熱湯で煮出した赤じその液体に、砂糖とレモン汁を加えて赤じそシロップをつくり、水で割ってジュースとして飲んだり、ジャムもおすすめです。
赤ジソは鮮度が落ちやすいので、枝ごと収穫したものを選んだ方が良いと思います。
葉っぱだけのものは、すぐに使わないのであれば、新聞紙で覆って野菜室で保存してください。
********************************************************************************
いつもみんなみの里のブログをご覧いただきましてありがとうございます。
みんなみの里をフォローしていただくと、入荷情報やイベント情報のほか、鴨川の情報など地域のことも、皆さんの携帯などに一足早く配信されます。
記事の右上にあるフォローボタンを押していただき、グレーがエンジ色になればフォローは完了です。
まだフォローをされていない方は、ぜひ、みんなみの里のフォローをよろしくお願いします。
里のMUJI みんなみの里