インゲンをとても長くしたような姿の『三尺ささげ』がお店に出ています。マメ科ではありますが、インゲンとは種類がちがいます。
「ささげ」という植物は、中に入っている豆が熟したときに取り出して、その豆を小豆の代わりに使います。赤飯には小豆が入っていますが、ご飯の色付けにささげが使われる場合があるのです。これは、小豆は煮ると割れやすいのですが、ささげは煮だしても割れにくいためです。
江戸時代、ささげが武士の間で好まれたという話があります。煮た小豆が真ん中から割れる様子が切腹をイメージさせるためだったようです。
秋にはささげ豆がお店に顔を出してくると思います。
今出回っている「ささげ」は早採りしたもので、インゲンのように若いサヤの風味と食感を楽しみます。
この『三尺ささげ』は30cmくらいの長さになる種類で、中には60cmにまで達するものもあるそうです。
食べ方ですが、茹でて和え物やサラダなどにしたり、煮物や炒め物、天ぷらにしても美味しくいただけます。
今だけしか味わえないものですので、ぜこご賞味ください。
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