真っ赤なタカノツメが多く顔を出すようになってきました。袋入りのものもあれば、まるで花束のようになったものもあります。鮮やかなその花束は、訪れる方々の目にとまります。
そのタカノツメの花束をコサージュのように肩のあたりに当て、ちょっとはしゃいでいるご年配のお客様がいました。その様子はまるで少女のようにかわいらしく、微笑ましく感じました。
ほかのお客様も、あまりスーパーなどでは見かけない姿なので、少し珍しげに手にされているようです。
里山の家々では、このように実を採らずに枝のまま束にしたり、また、枝から採った実をすだれのように編んだりして、棚などの高所から吊るしてきました。そうすると自然に乾燥させられ、必要なときに手に取りやすいという、ちょっとした生活の知恵でもあります。
また、タカノツメには魔よけの意味があるそうで、家のまわりに吊るして災いの侵入を防ぎ、幸いを呼び込むといわれたり、実をお守りのように身に付けている地域もあるそうです。
鮮やかな色だけでなく、ピリッと刺激的な風味が魅力の花束、お家に飾ってみるのもいいかもしれませんね。
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