銀座

【銀座】『使えないスプーン』竹俣勇壱| 6F MUJI BOOKS

アイキャッチ

MUJI BOOKS

2025/07/25

      
 
こんにちは。 
いつもFrom MUJIのおたよりをご覧くださりありがとうございます。 
 
今回はMUJI BOOKSで販売中の書籍『使えないスプーン』(FRAGILE BOOKS)をご紹介します。
 
書影1

編集+発行:櫛田 理

AD:山口信博

デザイン:山口信博+玉井一平

写真:鈴木静華 

翻訳:ミヤギフトシ、ベン・デイビス(p208-213)

編集協力:田川いちか

特別協力:辰澤洋子、坂田敏子、赤木明登、吉田昌太郎

印刷製本:TOPPANクロレ株式会社

本体価格:7,000円(税込7,700円)
刊行日:2025年6月1日

発行元:FRAGILE BOOKS
 
書影2

ここに一本のスプーンがある。
700年前に使われていたスプーンで、オランダの川底から発掘されたらしい。美術的な価値はほとんどないし、実用の役目もずいぶん前に終えている。このような錆びれて、朽ち果て、もう使えないスプーンやナイフがぼくの手元にはたくさんある。もともとは、つくり方を知るための資料だった。
竹俣勇壱
(本書帯より引用)
 
書影3

整然と並ぶカトラリーの写真。
これらは全て原寸大で掲載されており、
ページを捲るごとにカトラリーの静かな佇まいが伝わってきます。
 
カトラリーそれぞれの経年変化の微妙な違いが美しく、ひとつひとつのストーリーを想像させてくれます。
この美しい装丁は、山口信博さんによるもの。
 
書影4
 
Spoon / Knife / Forkと章分けされ、それぞれの章の合間には、ブリューゲルやボスやモネたちが描いた「カトラリーの登場する絵画」、太宰治やジャック・プレヴェールたちが残したカトラリーにまつわる言葉が掲載されています。
絵画や言葉を通して新たな視点でカトラリーに向き合うことができ、カトラリーの持つ歴史を考えさせられます。
 
書影5

作り手、研究者、目利き。さまざまな立場の人の手を渡り歩いて来たカトラリーの持つ、無限大の宇宙。
ぜひ6F MUJI BOOKS店頭にて、ご覧ください。  
 
■著者プロフィール
竹俣勇壱 / Yuichi Takemata @akemata_yuichi
1975年金沢生まれ。95年より彫金を学び始める。2002年独立。2004年、「KiKU」オープン。オーダージュエリーを中心に活動、2005年、ジュエリーに加え生活道具、茶道具の制作を始める。2010年「sayuu」オープン。2店舗のショップを中心に全国で展覧会を開催。機能や技法にとらわれず意匠的な美しさを追求し古色仕上げ精密な鏡面仕上げなど様々な加工を使い分ける。
 
無印良品 銀座 公式Instagram
商品やお店のこと、地域の情報など、さまざまな情報をインスタグラムでもお伝えしています。  
ぜひフォローお願いします。  
  
ATELIER MUJI GINZA 公式Instagram
ATELIER MUJI GINZAは、良品計画初の複合的なデザイン文化の交差点。  
展覧会やイベントなどの情報を、インスタグラムからもお伝えしています。  
  
無印良品 銀座
この機会に、MUJI passportアプリ内で銀座をフォローいただき、from MUJIで配信される情報をお楽しみください。  
店舗フォローは店舗検索の画面、または、この記事の上のフォローを押して、エンジ色になるとフォローができたことになります。
 
銀座フォロー画像
 
 
 

← 前の記事へ

次の記事へ→

← 前の記事へ

次の記事へ→