こんにちは、無印良品 直江津です。
日差しの明るい穏やかな日に、田畑の広がる上越市三和区にある三和牛乳へ行ってきました。
みなさん、三和牛乳をご存じでしょうか。
梨本さんご夫婦が営む三和牛乳は、乳牛の飼育や搾乳、牛乳のビン詰め、配達・販売までを全てお二人で行っています。
このように全ての作業を一貫して行っているのは、新潟県では三和牛乳だけになります。
初代が乳牛1頭から始めた三和牛乳。
現在、ホルスタイン種の乳牛が3頭飼育されています。
1頭600~700㎏もあるそうです。
今回は「搾乳」の様子や牛舎のお掃除、飼料を与えているところを紹介します。
人と同じように牛も不快な臭いが嫌いなので、牛舎の掃除はこまめに行い、きれいな環境を維持するのが大切だそうです。
また、牛の下に敷いた白色のゴムマットは、牛の膝にストレスがかからないように使われています。
牛たちの食事について。
チモシーという干し草を与えてから飼料を与えます。
それは胃の負担にならないようにするためです。
飼料にサプリを混ぜて与えています。
牛は夏の暑さに弱いので夏場はサプリを増やすそうです。
搾乳は朝と夕方の1回ずつ、毎日必ず行います。
1日に約40㎏もの生乳が搾乳され、牛乳ビン200本程になるそうです。
現在は搾乳機を使用し搾乳しています。
牛の消毒をし、搾乳機を取り付けたら搾乳開始です。
牛の体温は38℃程あるそうで、搾乳された生乳を5℃くらいまで冷やす必要があります。
撹拌機(かくはんき)でかき混ぜながら冷やします。
搾乳後は搾乳した部分を消毒して、雑菌の侵入を予防します。
毎日の乳牛のお世話、力も気も使う大変なお仕事だと感じました。
けれど大事な家族の一員としてご夫婦が牛達へ接する姿にほっこりさせていただきました。
牛の見学もできるそうです。
ぜひ遊びに行きたいという方は、事前に連絡をしてから訪問してください。
次回は牛乳を「ビン詰め」する様子を紹介します。
無印良品 直江津
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