こんにちは、無印良品 直江津です。
先日の三和牛乳の「搾乳編」に続き、今回は「ビン詰編」です。
乳牛からとれた生乳が牛乳になり、そしてビンに詰められ美味しく飲めるまでを紹介します。
上越市三和区の梨本さんご夫婦が営む三和牛乳は、乳牛の飼育や搾乳、牛乳のビン詰め、配達・販売までを全てお二人で行っています。
このように全ての作業を一貫して行っているのは、新潟県で三和牛乳だけです。。
さっそくビン詰めの様子を見ていきましょう。
搾乳編でとれた生乳は、まず高圧の機械に入れて圧をかけます。
次は高温で殺菌する機械に入れて殺菌します。
75度で15分殺菌するそうです。
他の牛乳メーカーはもっと高温で殺菌している所が多いそう。
殺菌された生乳は冷やしてからビン詰めされます。
機械に空の牛乳ビンを約400本セットします。
セットが終わると、機械が動き、ビン1本ごとに一瞬で牛乳が入ります。
ビンに牛乳が入った後、紙蓋をしてビニールで包装し、ふたのゆるみや汚れなどがないか確認します。
そして牛乳の細菌チェックをしてOKなら翌日配達が可能になります。
全ての工程がお二人だけで行われました。
とても大変な工程を経て、美味しい牛乳が飲めることが分かりますね。
春日山にあるジェラート屋、ソンニャーレさん用の牛乳が入った缶を持たせてもらいました。
牛乳が入ると10㎏以上になるそうです。
非常に重かったです。
三和牛乳の特徴は、甘みとコク、そして後味がスッキリしているところだそう。
気を付けていることは何か伺うと、牛乳の味が変わってしまっては大変なので、牛も自分たちも健康管理がとても大事だとお話しされました。
ビンに入った牛乳も貴重ですね。
牛乳の配達は個人のお宅にもしており、また市内のレストランやパン屋さんなど10カ所以上に配達されています。
無印良品 直江津のなおえつ良品食堂にあるcremo Sognareで販売されているソフトクリームにも三和牛乳が使われています。
梨本さんに三和牛乳を営んでいてうれしいことを聞いてみました。
「三和牛乳を使ったら、すごく良いものできたよ、美味しかったよと直接言ってもらえることがすごくうれしいです。」と答えてくれました。
県外から来てくれる方もいるそうです。
時々親子連れが遊びに来て牛を見ていってくれるそうで、牛を見たい方は電話で連絡してからきて下さいね、牛乳を飲みたい方もどうぞお越しください、だそう。
飲ませて頂いた牛乳はとても甘くて、驚きました。
貴重な1杯、ごちそうさまでした。
上越にある三和牛乳、どうぞみなさんご賞味下さい。
無印良品 直江津
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