こんにちは、無印良品 直江津です。
みなさん、MUJI BOOKS雑誌コーナー近くに絵画が展示してあるのをご存じですか。
とてもカラフルで目を引く絵たちですね。
こちらの絵を描いた作家さんを紹介 します。
作家のお名前は、馬場 悠斗 (ばば はると) さんです。
悠斗さんのお家にお伺いし、お話を聞いたり、絵を見せていただきました。
悠斗さんご本人や友絵さん(悠斗さんのお母さん)、ご家族のみなさん(猫さんたちも)、ご協力ありがとうございました。
悠斗さんは上越市在住のアール・ブリュット作家です。
アール・ブリュットとはフランス語で「磨かれていない 生(き)のままの芸術」という意味で、文化的な伝統や教育などにとらわれず、独自の発想と方法により制作した作品を指す言葉です。
悠斗さんのお家に到着すると、友絵さんと猫さんがお迎えしてくれました。
そして悠斗さんのもとへ行くと、漢字ドリル・計算問題をしてお勉強中でした。
お勉強中も「絵」が、描かれています。
問題の答えの数字や漢字がアートでした。
みなさん、悠斗さんのように、絵を描くように答えを描いたこと、ありますか。
マネしてみたくなりますね。
リビングの壁に描かれた絵も見せて頂きました。
次に悠斗さんのお部屋へ。
部屋全体の壁に絵が描かれていて美術館のようです。
色使いがかわいらしいですね。
好きなキャラクターのビデオのパッケージがパステルカラーなのでパステル色を使うことも多いそう。
悠斗さんの絵の原点は、数字の並べ遊びから始まったのだそうです。
色鉛筆も使うけど、クレパスで描くことが一番多いと、友絵さん。
クレパスでクレパス玉を作り、厚みを出して立体的にする方法で描くこともあるそうです。
カラフルな玉、作ってみたくなりますね。
昔は泣き虫だったけど、今はニコニコ笑ってることが多いんですよ、と幼い頃の様子を友絵さんから教えてもらいました。
悠斗さんが壁に絵を描いてしまって、どう思いましたか、と聞いてみました。
すると、「最初は紙に描いていたけれど、紙からはみ出して床へ。壁にもいつか描くだろうなと思っていたら案の定ですね。止めつつも、どこか楽しんでいたかも。」とのお返事でした。
友絵さんから伺った印象的な言葉に、悠斗さんには「絵を描く、という思いの強さがある」、というものがありました。
やりたいことを思い切り楽しんですること、そしてその思いを応援する・支える強さ。
どちらも揃ったからこそ、人の心を動かせる作品が生まれるのかな、そんなふうに思いました。
取材の後、悠斗さんとコミュニケーションをとりました。
ドリルの丸つけをさせてもらいました。
すべて100点満点、はなまるです。
スタッフの名前もすぐに憶えてもらい、とてもうれしかったです。
悠斗さんと「またね」とハイタッチし、お宅を後に。
悠斗さんの目には字やモノ、景色がどんなふうに映って見えるのかな。
どんな世界が広がっているのかな。
のぞいてみたいな。
そんな風に想像させていただきました。
絵画展示コーナーには、悠斗さんを含め3名のアール・ブリュット作家の絵画が展示してあります。
どうぞゆったり眺めて、自由に想像する時間をとってみてくださいね。
無印良品 直江津
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