直江津

【直江津】描くこと、表現すること。 

アール・ブリュット作家のばばはるとさん

スタッフのおすすめ

2023/06/03

こんにちは、無印良品 直江津です。
 
みなさん、MUJI BOOKS雑誌コーナー近くに絵画が展示してあるのをご存じですか。
 
無印良品直江津の絵画コーナー
 
とてもカラフルで目を引く絵たちですね。

こちらの絵を描いた作家さんを紹介 します。
 
作家のお名前は、馬場 悠斗    (ばば はると)    さんです。
 
悠斗さんのお家にお伺いし、お話を聞いたり、絵を見せていただきました。
悠斗さんご本人や友絵さん(悠斗さんのお母さん)、ご家族のみなさん(猫さんたちも)、ご協力ありがとうございました。
 
 
悠斗さんは上越市在住のアール・ブリュット作家です。
アール・ブリュットとはフランス語で「磨かれていない 生(き)のままの芸術」という意味で、文化的な伝統や教育などにとらわれず、独自の発想と方法により制作した作品を指す言葉です。
 
 
悠斗さんのお家に到着すると、友絵さんと猫さんがお迎えしてくれました。
そして悠斗さんのもとへ行くと、漢字ドリル・計算問題をしてお勉強中でした。
 
馬場悠斗さん
 
お勉強中も「絵」が、描かれています。
問題の答えの数字や漢字がアートでした。
 
数字が芸術的に書かれています。

みなさん、悠斗さんのように、絵を描くように答えを描いたこと、ありますか。
 
マネしてみたくなりますね。

 
リビングの壁に描かれた絵も見せて頂きました。
 
リビングで勉強中の悠斗さんと壁の絵

次に悠斗さんのお部屋へ。
 
悠斗さんの部屋の壁に描かれた絵

部屋全体の壁に絵が描かれていて美術館のようです。
色使いがかわいらしいですね。
 
悠斗さんの部屋の壁の絵

好きなキャラクターのビデオのパッケージがパステルカラーなのでパステル色を使うことも多いそう。
悠斗さんの絵の原点は、数字の並べ遊びから始まったのだそうです。
 
色鉛筆も使うけど、クレパスで描くことが一番多いと、友絵さん。
 
机の上の芸術
 

クレパスでクレパス玉を作り、厚みを出して立体的にする方法で描くこともあるそうです。
 
机の上のクレパスたち

カラフルな玉、作ってみたくなりますね。
 
クレパスとクレパス玉

昔は泣き虫だったけど、今はニコニコ笑ってることが多いんですよ、と幼い頃の様子を友絵さんから教えてもらいました。

悠斗さんが壁に絵を描いてしまって、どう思いましたか、と聞いてみました。
すると、「最初は紙に描いていたけれど、紙からはみ出して床へ。壁にもいつか描くだろうなと思っていたら案の定ですね。止めつつも、どこか楽しんでいたかも。」とのお返事でした。
 
友絵さんから伺った印象的な言葉に、悠斗さんには「絵を描く、という思いの強さがある」、というものがありました。
 
やりたいことを思い切り楽しんですること、そしてその思いを応援する・支える強さ。
どちらも揃ったからこそ、人の心を動かせる作品が生まれるのかな、そんなふうに思いました。
 
ともえさんとはるとさん

 取材の後、悠斗さんとコミュニケーションをとりました。
 ドリルの丸つけをさせてもらいました。
 
まる付け風景
 
すべて100点満点、はなまるです。
スタッフの名前もすぐに憶えてもらい、とてもうれしかったです。
悠斗さんと「またね」とハイタッチし、お宅を後に。
  
悠斗さんの目には字やモノ、景色がどんなふうに映って見えるのかな。
どんな世界が広がっているのかな。
のぞいてみたいな。
そんな風に想像させていただきました。
 
絵画展示コーナーには、悠斗さんを含め3名のアール・ブリュット作家の絵画が展示してあります。
 
作品を持つスタッフ
 
絵画をもつスタッフ

どうぞゆったり眺めて、自由に想像する時間をとってみてくださいね。
 


無印良品 直江津
 

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