【直江津】展覧会に合わせて読みたい一冊

こんにちは。
MUJI BOOKS 担当です。

『Open MUJI』で開催中の『民藝　MINGEI 生活美のかたち展』では、日本民藝館が所蔵する民藝品の一部が展示されています。
民藝品というのは、芸術品のような見るためのものではなく、当時実際に使われていた日用品のことを言います。
民藝運動の父である柳宗悦は何名かと共に、日々のくらしにある美しさを『民藝』と名付け、日本各地をまわって民藝品を集めたそうです。
さまざまな地域を見てまわった柳たちは多くの民藝品と出会い、感銘を受けています。
今回はそんな柳たちの様子が窺える一冊を紹介します。
 
『民藝の日本　柳宗悦と「手仕事の日本」を旅する』は日本各地の民芸館が所有する民藝品を詳細と一緒に収録した写真集です。
実は展覧会の中にこの本で紹介されているものがいくつかあるんですよ。
 
この『緑黒釉掛分皿』は緑と黒の釉薬が掛けられている点が特徴の焼き物で、柳はその形状を称賛しています。
展覧会を見た後に、この本を読んで柳たちの当時の様子を想像するのも楽しいですよね。
また展覧会は写真撮影ができないので、展覧会の思い出にいかがでしょうか。
 
本の売場は『Open MUJI』正面にある民藝の本を集めた特設コーナーにあります。
 
この機会に、より深く民藝に触れてみませんか？
私も会場でもらえるハンドアウトと『民藝の日本』を読んで民藝を知ってみようと思います。

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