こんにちはアスモ高山です。
2/19(土)2/20(日)の2日間で、つながる市を開催しました。
飛騨春慶塗を使ったアクセサリ―や草木染、手作りエプロンや手編みの帽子など様々な活動されている方が集まってくれました。毎回思うのですが、飛騨には、面白い方々が沢山いて様々な人が集り、さらに人が人を呼んでくれるようになって毎月楽しみな2日間です。
今月から、飛騨ゼロウエィストと高山役所によるつながる市の出店始めました。キエ―ロという生ごみ処理装置の展示やプロジェクト紹介など、高山市のごみを楽しみながら減らしていこうという活動の報告など今後も少しづつ行っていきます。
高山市のゴミの現状ですが、一人当たりが排出するごみの量は、年々増加傾向です。人口は、減少傾向ですが、ゴミの排出量は横ばいです。家庭ごみの内訳を見てみると、割合の一番高いものは「可燃ごみ」。また、可燃ごみの重量の約半分が「水分」、可燃ごみの成分の三分の一が生ごみです。
今回展示を行いました「キエーロ」は、土の力で生ごみを分解する生ごみ処理器です。黒土の中にいる微生物が生ごみを分解するため、特別な菌などを購入する必要もありません。また、生ごみを入れても土の量も増えませんし、正しく使えば、虫や臭いも発生しにくいといった特徴もあります。従来のコンポスターは、本体を庭などに埋め込む必要がありましたが、キエーロは箱の中に黒土を入れる構造なので、ベランダなどのコンクリート上でも置くことができます。
このキエーロを使用することで、ゴミの割合で多い、生ごみを減らすことができ、ゴミ全体の総量を減らすことができます。水分を減らすことで、焼却にかかる燃料も少なくなり、環境への負荷を減らしていけます。キエーロやコンポストを使って生ごみを減らすのはすぐに取り組めないかもしれませんが、水切りぐらいはすぐに実践できるので是非。
そのほかにも洗濯、食器洗剤の量りなど、容器をもって来てくださった方ありがとうございました。
来月のつながる市(3月19日~20日)は「飛騨の森活用」をテーマに行う予定ですのでお楽しみに。