こんにちは、無印良品ららぽーと福岡です。
つい最近まで、金木犀の甘い香りで秋を感じていましたが、あっという間に11月。
だんだんと気温が下がり、温かいものが恋しくなる季節ですね。
当店の店頭には、普段店頭に並んでいない地域の生産者さんが、手塩にかけて作られた名品【LOCALMUJI】が並んでいます。
【LOCALMUJI】ってなあに。
シンプルにいうと、わたしたち無印良品が、地域のみなさんと一緒につながりながら、魅力や課題を深堀していくという感じでしょうか。
その地域のおいしいモノや、素敵な取り組みを行っている【LOCALMUJI】
今までのつながりを辿り、青果/雑貨/食品とカテゴリーごとにセレクトするミッションです。
その中から、今回はお茶シリーズをご紹介します。 福岡は、お茶の名産地。
有機にこだわる、うきはの山茶、「新川製茶」さん。
日本のお茶の1%といわれる、日本古来のお茶・在来茶の再生に取り組む「楠森堂」さん。
楠森堂さんの蔵出し煎茶は、春に収穫した新茶を温度・湿度ともに安定している土蔵内に保管し、一夏置いて熟成させた煎茶。春に摘んだ新茶よりもまろやかになった、優しい後を引く味わいが特徴です。
古来日本では、春に摘んだお茶をすぐ味わうのではなく、茶葉を茶壺に詰めて一夏寝かせて熟成させ、渋みの抜けた優しい味になってからはじめて「新茶」として楽しんでいたそうです。
「楠森河北家」には、200年前(1812年)に建てられた土蔵があり、そんな昔ながらの製法でお茶を熟成させ、蔵出し煎茶として販売しています。
TOP画像にもある、楠森河北家は、国登録有形文化財なんです。
今年福岡は、大きな台風直撃で、その楠森河北家の周りの竹垣が倒れてしまいました。
初めての事で修理ができるか不安だったそうです。
人のつながりは深いですね。その被害を知った方々が修繕に駆けつけてくださいました。
長い歴史の通過点ですが、このような文化財は未来につなげていきたいと思いました。
『食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.』
無印良品ららぽーと福岡も参加いたします
様々な環境の変化から日常が変化していくとともに“持続的な食料の確保”が注目されています。
今回のイベントは生産者だけでなく食に関わる様々な人やモノが出会い、日本の食がかかえる課題や目指す未来について考えるきっかけになるイベントです。
開催日時:
2022年11月12日(土)10:00~18:00
2022年11月13日(日)10:00~18:00
開催場所:ららぽーと福岡1階メディアパーク
主催:農林水産省
無印良品ららぽーと福岡