みなさんこんにちは。
前回に引き続き、
軽量ダウンノーカラーベスト(帯電防止裏地)の秘密をさらに深掘りしていきます。
軽量ダウンの秘密①でも、触れましたが、
『軽量』なのに本当に暖かいの?って思いますよね。
無印良品の軽量ダウンは、ダウンが90%、フェザー10%の割合です。
ダウンは綿毛のような形状をしており、吸湿発散性に大変優れてます。たっぷり空気が含まれているため空気の断熱層がつくられるので保温性が高く、さらにふんわり柔らかく、軽いのです。
フェザーは、羽軸があり、弾力があります。
保温性は、ダウンよりは劣りますが、型崩れしにくいといった利点もあります。
ダウン、フェザーの黄金比は9:1と言われており、着心地、暖かさ、保温性、軽さなど、ダウンが多く含まれているものを選ぶのが良いとされているようです。
また、軽量ダウンの裏地には導電糸を使用しているため、静電気の滞留を防ぎ、静電気がおこりにくい仕様になってます。
導電糸とは、電気を流す性質をもった特殊な糸です。
表地も裏地もナイロン100%ですので、軽量ダウンは+の電気を帯電します。
なので、−の電気を帯電する素材と擦れ合った際に、静電気が起こりやすくなるのです。
マイナスの素材は、ポリエステルや、アクリルです。
冬になると、セーターや、ジャージ素材の物を重ね着で着る機会がありますよね。
そういった、小さなストレスからも守ってくれる、それが軽量ダウンです。
軽くて保温性が高く、静電気の滞留まで防いでくれる。さらには、ポケッタブル仕様なので、コンパクトになる。
なんていうことでしょう。
軽量ダウンの秘密、みなさまに伝わりましたでしょうか。
是非、店頭で触り心地をお試しください。
無印良品 旭川花咲