こんにちは、無印良品マルエイガレリアです。いつもおたよりをご覧いただきありがとうございます。
6月11日(土)、6月12日(日)の二日間、『
カリグラフィーでメッセージカードを作ろう』を開催します。
ポイントにドライフラワーを添えてボタニカルな雰囲気に。間近に控えた「父の日」や、贈り物に添えたり、お部屋のインテリアとしてもお使い頂けます。
今回は初めての方にもなじみなすいようマーカーペンでイタリック体を書きます。用紙は無印良品の竹のメッセージカード。透け方がさりげなくてちょうど良い感じでした。様々な書体で美しい作品を制作されているカリグラフィー講師の大田めぐりさんに来ていただきます。初めての方にも丁寧に教えてくださいますので、一緒に素敵な作品を作りましょう。
【イニシャルカード】
【Merciカード】
ワークショップ
『カリグラフィーでメッセージカードを作ろう』
■開催日:6月11日(土)・6月12日(日)
■参加費:1,500円(教材費・消費税込)
■場 所:ハンドクラフトコーナー
■コース:
①10:30~12:30【イニシャルカード】
(お好きなアルファベット3文字分)
②13:30~15:30【Merciカード】
(フランス語でありがとうを意味するカード)
■講師:MEGRUI calligraphy 大田めぐり
instagram @meguri_calligraphy
※ワークショップで使用するマーカーペンや教材は、そのままお持ち帰りいただきますので、引き続きご自宅でもお楽しみください。
ところで、みなさんカリグラフィーの歴史や文化はご存知でしょうか。ここで少しだけご紹介します。
カリグラフィー(calligraphy)とは、ギリシャ語に由来する「美しい(calli)書き物(graphein)」を意味する、文字を美しく見せるための手法のことです。
専用のペンを使って書く海外の書道のようなものです。アートの一種のようですが意味のある伝わる文字としての用途があります。単語を聞いたことのない方も、贈り物や特別な日の文字表現として意識せず触れられていると思います。
西洋・中東の歴史のなかでたくさんの書体が生まれました。その文字が描かれる聖書のような特別な書物は手書きで高価なため、かつては上流階級など一部の人のためのものでした。そのなかで職人による美しいカリグラフィーが受け継がれてきたのです。
その後、歴史が進み活版印刷が発明されたことで一般の人々にも書物とその知識が広がり、人々はその恩恵を受けてより便利な生活を営めるようになりました。
しかしながら、近代化・機械化が進むなかで昔ながらの職人仕事は失われていくことになります。
それらを見直そうとウィリアムモリスなど芸術家・建築家たちによっておこなれれた「アーツアンドクラフツ運動」のなかで、手書きの文字の美しさも再認識されていきました。
そんな時代からずいぶん時を重ね、便利でものがたくさんある現代。手書き文字を書く機会はより少なくなりました。ゆっくり自分と向き合う時間は豊かで大切に感じられるでしょう。
そして、普段から目にする画面の中の文字も美しいといいですね。スティーブ・ジョブズもカリグラフィーを勉強したことがあるそうです。歴史あるたくさんの書体や背景に触れると新しい発見があるかもしれません。
日常だから美しくありたいもの。引き継いでいきたい特別なもの。引き継いでいきたい文化。伝統を体験することは文化があなたに伝わることでもあります。興味を持たれた方はぜひご参加ください。
WEB予約:
イベントページより
お問い合わせ:無印良品マルエイガレリア 店舗TEL:052-211-8756
ワークショップはWEB予約の承り終了後も、当日参加ができます。お席の空き状況など、お気軽にお問い合わせ下さい。
今後も、みなさんに楽しんでいただけるイベントを企画開催していきます。よろしければ、無印良品マルエイガレリアをフォロー店舗に加えてください。