【アルパーク】『まさこのお話プロジェクト』 OpenMUJIに紙芝居がやってくる！～むかし話紙芝居のお話会～｜イベントレポート

こんにちは。
無印良品 広島アルパークです。
 
紅葉がピークを迎えた11月24日、『まさこのお話プロジェクト』 OpenMUJIに紙芝居がやってくる！～むかし話紙芝居のお話会～を開催しました。
今回がはじめての紙芝居上演でしたが、小さなお子さんから、ご年配の方まで、たくさんの方にお立ち寄りいただきました。当日はたくさんのご参加、ありがとうございました！
     
 『まさこのお話プロジェクト』は広島市安佐北区安佐町で昔から伝わってきたお話＝伝承話の紙芝居上演や、お話を掘り起こし新しい紙芝居の制作をするグループです。御年93歳のまさこさんが40年かけて手作りで製作した紙芝居を、次世代につなげる活動をされています。
 
今回は、全4回の上演で、各回２話ずつ、合計８話の紙芝居をご披露いただきました。
 
メンバーのみなさんの奏でるお囃子がOpen MUJIに響きわたり、紙芝居のはじまりはじまり〜。
 
 クスッと笑ってしまう楽しいお話、化け物が登場するこわ〜いお話など、安佐町で代々語り継がれてきた、むかし話紙芝居を情緒あふれる広島弁で演じてくださいました。
 
当日は、まさこさんも会場に駆けつけて下さいましたよ！
「若い人のパワーをもらえて元気になるわ」とにこやかにお話してくださった、まさこさん。とっても楽しそうに紙芝居の様子を見守ってくださいました。参加者の方々が、次々とまさこさんのところへお話に行き、世代を超えて交流される姿がとても印象的でした。
会場には、まさこさんとプロジェクトメンバーの活動を紹介する、展示コーナーも設けていただきました。
 
 最後のお話は、プロジェクトのメンバーがシナリオを練り、地元の中学生たちが絵を描いたという用水路のお話。この用水路は今でも安佐町・宮野地区のみなさんの暮らしを支えているそうです。
 
どのお話にも、その地域の方なら知っている地名や場所が出てきます。お話に登場する場所が、こんなに身近に、しかもたくさん残っていることに驚きました。
日常の暮らしの中に残っている伝承話を、紙芝居という形で語り継ごうとしたまさこさんの想いと、それを受け継いだメンバーのみなさんの想いが伝わってくる、とても素敵なお話会となりました。まさこさんはじめ、『まさこのお話プロジェクト』メンバーのみなさん、ほっこりと楽しい時間をありがとうございました！
 
 ところで、安佐町のお話の最後は「けっちりこ」で締めくくります。むかし話の締めの言葉「これでおしまい。めでたし、めでたし。」を安佐町のことばで「けっちりこ」と言うそうです。
 次回の開催をお楽しみに。けっちりこ。
 
 
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