こんにちは。無印良品ルビットパーク大口です。
今日は7月の『田んぼの学校』についてお伝えしますね。
7月は『田んぼの生き物調査』を行いました。
田植えをした田んぼや、その周りの自然の中にはどんな生き物が住んでいるのか、何となく知っているようで、実は詳しく知らない生き物の世界を調べてみました。
まずはゆっくりと田んぼに入ります。
そーっと、そーっと、生き物たちをびっくりさせないように、足をゆっくりと水の中に入れていきます。
水面の揺れが止まったら、まずはじーっと観察します。
目が慣れてきたら水面、水中、稲の隙間、目を凝らして静かに探します。
おとなも子どももみんな真剣に探しました。
「あ!見つけた!」
しばらくするとあちこちから声が聞こえました。
狙いを定めて、そーっとタモですくい、飼育箱に移し替えます。途中で飼育箱から脱走してしまうこともありましたが、みなさん何匹か捕まえることができました。
そして、施設に持ち帰り、何の生き物なのか調べました。
今回は青塚古墳史跡公園内の施設の一室をお借りし、図鑑を見ながら捕まえた生き物の正体を調査しました。
図鑑をめくり、生き物と見比べながら、名前や何を食べるかなどいろいろと学ぶことができました。
参加しているスタッフは水の中の生き物だけでなく、公園内を散策して空の生き物も見つけていましたよ。
田んぼは稲が育つだけでなく、たくさんの種類の生き物が住んでいることがわかりました。
田んぼを作る農家さんがいて、
田んぼがあるから生きられる生き物がいて、
農家さんが作るお米があるから、お米を食べることができる、それぞれが繋がりあい、支え合っていることを教えていただきました。
そして今回は学芸員さんのご厚意で、青塚古墳についてのお話も聞き、古墳に登らせていただくことができました。
普段は登ることのできない場所ですが、子どもたちの学びの機会として特別に許可していただきました。
暑い日でしたが、貴重な体験をさせていただき、とても充実した時間を過ごすことができました。
青塚古墳史跡公園のスタッフのみなさま、本当にありがとうございました。
次回は青い稲を刈る、「青田刈り」の様子をお伝えしますね。
どうぞお楽しみに。