こんにちは
いつもおたよりをご覧いただきありがとうございます。
無印良品は、地域の方々との交流やつながりを深め、マチとヒトとモノをつなぐ「City to Go」という取り組みを行っています。
地域のおすすめスポットを紹介する周辺情報の掲載もその取り組みの一つです。
春は入学・進学、学びの季節ということで記念すべき第1回目は「新ひだか博物館」です。
この博物館は2015年に図書館と併設してオープンしました。
建てられている場所はもともと競走馬を走らせる「競馬場」だった場所らしく、道路のカーブがその面影を残しています。
この記事の表紙の写真は新ひだかの名産「桜とコンブ」をイメージしています。
まず入口に入ると目に飛び込んでくる大きなモニュメント。この博物館のテーマは「人」です。
その時代時代において人々がどのように暮らし、考え、生業を行っていたかが展示されています。
そしてその正面には北海道の古地図がいくつも展示されており、
それらを眺め、土地の名前を頭の中で反すうしていると古地図がつくられた時代にタイムスリップしたかのように思えます。
また縄文時代の土器や石器も多数展示され、太古の人達もここ新ひだか町で魚や動物、
植物を取り、家族を養い子供を育てたりしていたのだと実感します。
ここ新ひだかの町は「コンブ漁」が盛んな町です。皆様も「ひだか昆布」はご存じだと思います。
ですが「コンブ」とはどういう生き物で、どの様な漁をして収穫されるかはご存じでしょうか?
この博物館を訪れて頂ければ一目瞭然です。コンブの生体から漁場の資料、漁具に関する展示まで様々です。
中でもコンブ漁の模型はとても緻密な作りで、波の音や海鳥の声、そして漁に出ている方々の声が今にも聞こえてきそうです。
干しているコンブの模型も日光の当たり具合で微妙に色が異なります。きっと家族総出で豊漁を喜び収穫しているのでしょう。
新ひだかに生息する動物の剥製も迫力があります。
中にはなぜこの動物がしずないに?と思う剥製も展示されていますが、
それには理由もあります。ぜひその謎を解き明かしてみて下さい。
自分達の住んでいる町にこんなに素晴らしい博物館があると何だか誇らしく思い、
そして自分たちの土地にロマンが芽生えるのは私だけでしょうか?
3月に入り雪がまだ残りますがお散歩やドライブで是非訪れてみてはいかがでしょうか?
お忙しい中、ご協力いただきましてありがとうございました。
—今回紹介させていただいた場所—
新ひだか町博物館
住所:北海道日高郡新ひだか町静内山手町3丁目1−1
TEL:0146-42-0394
開館時間:10:00~:18:00
入場料:無料
休館日:月曜日、年末年始、祝日の翌日、資料整理日
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