創業65年のクリーニング店「くまの洗濯堂」さんを講師にお迎えし、「Laundry Workshop 家庭でできる洋服のお手入れ」のワークショップを開催いたしました。
ご好評のため定期開催となった、くまの洗濯堂さんのワークショップ。
お洋服を大切に長く着るための家庭でできる簡単なシミ抜きの方法や、ひと手間加えるだけできれいになる洗濯方法など、夏休みの自由研究としても取り組んでいただけるように、実践と学習を交えてお話いただきました。
衣類をきれいに長持ちさせるために必要な、家庭でのメンテナンスとクリーニング店の役割について。
汚れとシミの違いを知ることから、シミを落とす実践まで。
何種類かのシミのサンプルをお持ちいただき、無印良品の「部分汚れ用洗濯石けん」や「ポリエチレン洗濯板」をなどを使いながらきれいに洗うためのコツを教えていただきました。
「汚れが付いたら水溶性か油性、不溶性かを見極めすぐに落とすこと」
油性のよごれには、応急処置として食器洗い用の洗剤を直接付けて揉み洗いし、アルカリ性の強い石けんでさらに揉み、水洗いしてから洗濯機へ。
油よごれは前処理をせずに洗濯すると取れなくなるので、汚れが付いたらすぐ落とすことが大切です。
クリーニングに持ち込まれるほとんどが油じみ。前処理ができていれば家庭でも十分汚れは落ちるそうです。
水溶性であっても、お醤油やコーヒーなどのよごれは最低でも一週間以内に前処理をしないと落ちません。汚れた部分をお湯に浸けてよごれを繊維から離しやすくし、そのあとアルカリ性の強い固形石けんをよごれた部分に付けて揉んだり、洗濯板とブラシと使ってよごれを落とします。
日々のお洗濯のお困りごと相談として、ご参加いただいたお客様から色々な質問をいただきました。
「放置して取れなくなった襟元の汚れも自宅で取れますか?」
「ボールペン汚れはあきらめるしかない?」
「漂白剤をつかったら元の色まで落ちてしまったんです」
油性、水溶性に迷ったら油性の汚れとして扱うこと。
何回も洗濯機で洗ってしまったものは、繊維まで汚れが染みこんでしまうため落ちにくくなること。
日常生活の一コマが豊かになる学びの多いワークショップとなりました。
ワークショップで使用したくまの洗濯堂さんオリジナル洗剤のサンプルと、部屋干しで臭いの元となる雑菌の増殖を抑制させる殺菌抗菌水を、参加されたお客様にお持ち帰りいただきました。
「ご自宅でのちょっとしたひと手間を楽しんでいただけたら」と、くまの洗濯堂さん。
くまの洗濯堂さんは、「WHITE to WHITE」をコンセプトに、洋服を最大限新品のように復元すること、新しい洋服に初めて袖を通す時の純粋無垢な感覚を何度も味わっていただくことで、洋服だけではなくお客様の心もキレイにすることを目指しています。
くまの洗濯堂
〒939-1365
富山県砺波市三島町3-9
0120-322-398
営業時間 8:00~19:00
定休日 日曜日/祝日
無印良品砺波は、今後も様々なワークショップの開催を予定しております。
MUJI Passport内にて、ワークショップなどのイベント情報や、新商品のご案内などを配信しております。みなさまのご来店、ご参加をお待ちしております。
無印良品 砺波