無印良品500 ビナフロント
【ビナフロント】無印良品、脱プラに向けて。

2023/07/31
こんにちは、ビナフロントです。
今回は無印良品の「脱プラ(脱プラスチック)」への取り組みを紹介します。
そもそもなぜ「脱プラ」への取り組みが必要とされているのでしょうか?
大きな理由の一つは、プラスチックごみによる海洋汚染への対処です。
世界中で捨てられるプラスチックごみは最終的に海に流れ着きます。
このままのペースだと2050年には世界中の魚の総量より海中のプラスチックごみの総量が多くなると言われています。
プラスチックが紫外線や波の力で細分化され5㎜以下の大きさになった「マイクロプラスチック」の問題もあります。
プラスチックは有害な化学物質をくっつける力が強く、マイクロプラスチックを食べてしまった魚を私たち人間が食べる影響も懸念されています。
プラスチックごみによる問題は海洋汚染だけではなく、気候変動にも悪影響を与えています。
プラスチックの原材料は石油です。石油からできているプラスチックは、廃棄する際に燃やすと二酸化炭素が発生します。
二酸化炭素は地球温暖化の原因となっている「温室効果ガス」に分類され、中でも特に温暖化への影響の大きなガスです。
現在35~36度の猛暑日が続いているのも、地球温暖化が進み平均気温が上昇しているからなのです。
そんな中、無印良品が「脱プラ」に向けて取り組んでいることを4つ紹介します。
①包装の簡略化
無印良品では、地球資源の循環化および廃棄物削減のため、商品パッケージや売場陳列用資材の素材を順次見直しています。
インナー商品のパッケージは、2020年春夏シーズンより、紙を中心としたものへ切り替えています。
②プラスチック製ショッピングバッグ廃止
2020年3月以降、全ての店舗でプラスチック製のショッピングバッグを廃止し、紙製のショッピングバッグのみへ変更しました。
大きなサイズの商品やまとめ買いに便利な「シェアバッグ」もご用意しております。こちらはデポジットとして150円でご利用いただけます。
ご不要になった際はお近くの無印良品にご持参していただければ、デポジットをお戻しいたします。店舗で消毒をし再利用をしております。
③プラスチックボトルの回収
2020年より、プラスチックごみ削減の一環として「PET素材回収リサイクル」を行っています。
使い終わった化粧水や乳液のボトル、また「自分で詰める水のボトル」が万が一破損してしまった場合や買い替えのタイミングなどにぜひお持ちください。
回収したボトルはポリエステル原料にリサイクルすることで、プラスチックごみを削減し、石油由来原料の有効活用につなげます。
④使い捨てプラスチック資材の代替素材商品
・バガスの紙製食器
サトウキビの搾りかすであるバガスパルプと、竹パルプを使用した紙製の食器です。
サトウキビは、砂糖生産に必要な糖汁を絞った後に大量の搾りかすが発生します。
従来では廃棄物として処理されていたサトウキビの絞りかすであるバガスを有効利用するため、無印良品では環境のことも考えこの素材が選ばれました。
・竹材カトラリー
生長が早い竹材を使い、節部分なども利用することで資源を無駄なく活用した使い切りのカトラリーです。
いかがだったでしょうか。
今回は4つのみ紹介しましたが、無印良品ではペットボトルではなくアルミを採用していたりプラスチック商品を回収していたりと
まだまだ取り組みはたくさんあります。
少しでも無印良品の環境への取り組みを知っていただけたら嬉しいです。
まずは私たちと一緒に、マイバッグ持参から始めてみませんか?
今回は無印良品の「脱プラ(脱プラスチック)」への取り組みを紹介します。
そもそもなぜ「脱プラ」への取り組みが必要とされているのでしょうか?
大きな理由の一つは、プラスチックごみによる海洋汚染への対処です。
世界中で捨てられるプラスチックごみは最終的に海に流れ着きます。
このままのペースだと2050年には世界中の魚の総量より海中のプラスチックごみの総量が多くなると言われています。
プラスチックが紫外線や波の力で細分化され5㎜以下の大きさになった「マイクロプラスチック」の問題もあります。
プラスチックは有害な化学物質をくっつける力が強く、マイクロプラスチックを食べてしまった魚を私たち人間が食べる影響も懸念されています。
プラスチックごみによる問題は海洋汚染だけではなく、気候変動にも悪影響を与えています。
プラスチックの原材料は石油です。石油からできているプラスチックは、廃棄する際に燃やすと二酸化炭素が発生します。
二酸化炭素は地球温暖化の原因となっている「温室効果ガス」に分類され、中でも特に温暖化への影響の大きなガスです。
現在35~36度の猛暑日が続いているのも、地球温暖化が進み平均気温が上昇しているからなのです。
そんな中、無印良品が「脱プラ」に向けて取り組んでいることを4つ紹介します。
①包装の簡略化
無印良品では、地球資源の循環化および廃棄物削減のため、商品パッケージや売場陳列用資材の素材を順次見直しています。
インナー商品のパッケージは、2020年春夏シーズンより、紙を中心としたものへ切り替えています。


②プラスチック製ショッピングバッグ廃止
2020年3月以降、全ての店舗でプラスチック製のショッピングバッグを廃止し、紙製のショッピングバッグのみへ変更しました。

大きなサイズの商品やまとめ買いに便利な「シェアバッグ」もご用意しております。こちらはデポジットとして150円でご利用いただけます。
ご不要になった際はお近くの無印良品にご持参していただければ、デポジットをお戻しいたします。店舗で消毒をし再利用をしております。

③プラスチックボトルの回収
2020年より、プラスチックごみ削減の一環として「PET素材回収リサイクル」を行っています。

使い終わった化粧水や乳液のボトル、また「自分で詰める水のボトル」が万が一破損してしまった場合や買い替えのタイミングなどにぜひお持ちください。
回収したボトルはポリエステル原料にリサイクルすることで、プラスチックごみを削減し、石油由来原料の有効活用につなげます。


④使い捨てプラスチック資材の代替素材商品

・バガスの紙製食器
サトウキビの搾りかすであるバガスパルプと、竹パルプを使用した紙製の食器です。
サトウキビは、砂糖生産に必要な糖汁を絞った後に大量の搾りかすが発生します。
従来では廃棄物として処理されていたサトウキビの絞りかすであるバガスを有効利用するため、無印良品では環境のことも考えこの素材が選ばれました。
・竹材カトラリー
生長が早い竹材を使い、節部分なども利用することで資源を無駄なく活用した使い切りのカトラリーです。
いかがだったでしょうか。
今回は4つのみ紹介しましたが、無印良品ではペットボトルではなくアルミを採用していたりプラスチック商品を回収していたりと
まだまだ取り組みはたくさんあります。
少しでも無印良品の環境への取り組みを知っていただけたら嬉しいです。
まずは私たちと一緒に、マイバッグ持参から始めてみませんか?
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