「この服、回収に出したいんですけど―」
そう声をかけてくださったお客さまは、無印良品の服がいくつか入ったエコバッグを手にしていました。
「この服は、何年も前に買ったもので、ずいぶん着たんです。もうあまりきれいじゃないですけど…」
そう言って差し出された服からは、確かな時間の流れが感じられました。
けれどそれ以上に、大切に着続けてこられたことが伝わってくる一着でした。
丁寧に畳まれていたこと、布地のやわらかさ―
どれもが、その方と服との時間を物語っているように思えました。
「大切に着てくださって、ありがとうございます」とお声がけすると、
「せっかく持ってきたから、新しい服を買おうと思って」と、少し照れくさそうに笑っていらっしゃいました。
大切に着てきた服を、ただ手放すのではなく、次につなげるかたちでReMUJIに託してくださる。
その選択に、あたたかい気持ちになりました。
これこそ、服と人とのやさしい循環のかたちだと思います。
そんな思いをかたちにしたReMUJI WEEKは、服の新しいストーリーを、みなさんとともにつくっていく期間です。
あなたの思い出が詰まったその一着も、また誰かの暮らしの一部として受け継がれていくかもしれません。
ぜひこの機会に、ReMUJI WEEKにご参加ください。
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衣服リユースについての詳細は
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みなさまのご来店、心よりお待ちしております。
無印良品日田