皆さんこんにちは。
無印良品 日田 MUJI BOOKS担当です。
今回は毎月テーマを決めて展開しているBOOKS特集コーナーをご紹介します。
最後まで楽しんで読んで頂けると嬉しいです。
今月は”循環とデザイン”をテーマに無印良品が行っているリユース・リサイクル活動『ReMUJI』と絡めて特集屋台を組みました!
『ReMUJI』とはお客様から長年愛用していただいた服を回収し、リサイクルする取り組みです。 その取組みのなかで回収をした服を確認してみると、まだまだ着ることができる服があることに気づきました。 日本は古くから染め直したり、布を組み合わせたり、刺し子をして補強をしたりしながら最後まで布を大切に扱っていました。 無印良品ではその先人の知恵を生かし、服を日本で染め直し、新たに息吹を加え、服を大事に着るということをみなさまとともに考えていきたい、それが 『ReMUJI』の活動です。「服は布から」をコピーに掲げ、循環をデザインする『ReMUJI』の活動も併せてご覧下さいね。
BOOKS特集屋台前では『ReMUJI』で再生された商品を販売しております。1点1点、味わいのある服たち。新品では出せない温かみを感じる美しい藍色に染まった『ReMUJI』の服を纏えば心にも優しい色が加わって、自然といつもの暮らしに楽しんで循環を取り入れることが出来そうですね。
そして”循環とデザイン”をテーマにセレクトした本の中から私、BOOKS担当がお勧めする本はこちら、『日本の布』です。
作品名:『日本の布』
著者:須藤玲子
価格:1.100円(税込)
『日本の布』はシリーズで出版しており、現在4巻まで出ています。著者である須藤玲子氏が出合った数々の美しい布を、出来上がるまでの工程だけでなく、生産地の文化や歴史と密接した布づくりの記録として紹介しています。第一弾は、琉球絣、久留米絣、村山大島絣板締め、松阪木綿、有松・鳴海絞りを収録。
地域・時代ごとに魅力ある布の世界。そんな日本の布を探し、見つけだし紹介してゆく『日本の布』。時代を超えて人々のくらしに寄り添ってきた布からは、作り手の想いを感じ、その”想い”が私たち消費者の手に届き、人から人へ、手から手へと循環してゆく。
『ReMUJI』のリユース・リサイクル活動も、その行いに”想い”も循環している様に感じます。
どうぞお手に取ってご覧くださいね。
皆さんのご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
お気に入りの1冊と出会えますように。
無印良品 日田