こんにちは。
無印良品酒田です。
11月29日(土)、2部構成でタウンミーティングを開催しました。
第2部は「みんなで考えるまちなかの未来」をテーマに意見を交わしました。
◻︎開催経緯
酒田市では、中心市街地の真ん中に位置する「中町エリア」を、もう一度、人が自然と集まり、歩きたくなる場所へ育てていくために、「酒田市まちなかグランドデザイン」の策定を進めています。
目指すまちの姿や、その実現に向けた取り組みを、令和7年度をめどにまとめる予定です。
前回のタウンミーティングは、市民のみなさま全体を対象に意見交換を行いましたが、今回は「未来の主役」である学生に焦点をあて、まちのこれからを一緒に考える時間となりました。
無印良品は「場の提供」というかたちで協力しており、地域に開かれた場として、まちづくりに関わる皆さんが安心して集い、意見を交わす時間をこれからも大切にしていきたいと考えています。
はじめに店長の齋藤より開催の主旨をお伝えし、続いて酒田市都市デザイン課の大井さんから、まちの将来像をまとめた「まちなかグランドデザイン(概要版)」を学生の皆さんへ分かりやすく紹介していただきました。
今回は、市内の大学生・高校生を中心に参加を募り、関連分野を学ぶ方も多く参加してくださいました。
募集開始から早い段階で定員に達し、当日は飛び入り参加もあったほどで、若い世代の関心の高さを強く感じました。
グループワークでは、自分の普段の行動範囲を白地図に書き込み、「日々の暮らしに必要だと感じる機能」を整理していきました。
その後のアイデアソンでは、参加者一人ひとりが「プロデューサー」となり、
・提案名
・解決したい課題(提供したい価値)
・受益者
・実施・負担主体
・企画の概要
・KPI(成果指標)
をまとめ、事業計画として形にしていきました。
講評では、まち全体を見渡したときに「昼だけでなく夜の経済も大切であること」や、「三方よし」の視点で数値化していく必要性について、大人の立場からアドバイスをいただきました。まちなかグランドデザインには若い皆さんの視点が欠かせず、「自分ごと」として意見を届けてほしいという心強いメッセージも添えられました。
学生のみなさんからは、安価・無料で使えるシェアハウスやフリースペース、飲食店、温浴施設、市内循環バスのルート見直しなど、具体的で実現性のある提案が数多く寄せられました。
これらは今後のグランドデザインにもつながる重要なキーワードとなっています。
無印良品としては、日々の商いを大切にしながら、地域とのつながりも育ててまいります。
無印良品酒田Instagramでも今回のタウンミーティングの様子をアップしています。
気軽にのぞいていただけたらうれしいです。
無印良品酒田