こんにちは。
無印良品東京農工大学府中キャンパスです。
サステナブル通信3回目、本日は、「サステナブルな素材選択」、オーガニックコットンについてご紹介します。
無印良品の綿素材の商品には、オーガニックコットンが使われている事をご存じでしょうか。
オーガニックコットンとは、農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料によって生産された綿の事です。
無印良品では、農薬や化学肥料を3年以上使用していない農場で栽培したオーガニックコットンの割合を増やす取り組みを20年以上にわたり続けています。
2018年からは、衣料品における綿のすべてが、オーガニックコットンに切り替わりました。
では、なぜ農薬を使わない手間暇のかかるオーガニックコットンを使用しているのでしょうか。
理由の一つとして、栽培時の環境負荷が比較的低いことが挙げられます。
慣行栽培で作られる通常の綿花(全体の約99%)は、農薬の使用により土壌の自浄作用が失われるので、大量の水を必要とします。
それに対してオーガニックコットンの栽培は、10分の1の水の使用量ですみ、ほとんど雨水のみで育つことができるんです。
過去には、ファストファッションの大量生産による綿花栽培のために、アラル海から大量に水質資源を使用し、湖の大きさが約10分の1に枯渇するほど環境に影響を与えました。
これは20世紀最大の環境破壊と言われた出来事で、作る側に責任が問われる問題として話題になりました。
農薬に含まれる化学物質の流出が、土壌や河川など周辺の生態系に大きな影響を与える恐れもあります。
また農薬の使用は、生産者や人々の暮らしや健康にも影響を及ぼすなどの問題があります。
こうした理由から、無印良品では「綿を育てている人々、そしてそこで暮らす人々への影響や環境への負担にも配慮して、ものづくりをしていきたい」と考え、オーガニックコットンを使用しています。
そしてただいま店頭では、7/18(金)~7/28(月)の期間中、「夏のお買い得市」を開催しております。
今回ご紹介した、オーガニックコットンを使用した衣料品などを含む対象商品が、期間限定価格にてお買い求めいただけるキャンペーンです。
定番の、
「天竺編みTシャツ(婦人)」
「さらっと綿インナーシリーズ(婦人/紳士)」
「涼感UVカットワイド半袖Tシャツ(紳士)」
「靴下各種」
などが、当店で取り扱いの対象商品でございます。
⇒詳しくはこちら
ぜひ店頭で商品の「わけ」を感じながら、お買い物を楽しんでみてください。
個人的には、最もサステナブルな選択は物を長く大切に使う事だと考えています。
飽きの来ない無印良品の定番のTシャツ、インナーウェア、靴下などの必需品を、お買い得なこの機会に、ぜひ揃えてみてはいかがでしょうか。
それでは、また次回のサステナブル通信でお会いしましょう。
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