みなさま、こんにちは。
そして、ご無沙汰しておりました。
無印良品ゆめタウン高松 藤田です。
しばらくインターバルを空けてしまいました、こちらの「着るを知るコト」。
実は、かくかくしかじかで大幅にリリースが遅れてしまいました。
ひさびさに楽しく書いていこうと思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。
さて、
いつもの流れでいきますと、個の商品をピックアップし、それにまつわるお話を書いていくのですが、
今回は、「衣料品冬物SALE商品がとっても安いです!!」のご案内とさせていただきます。
一例として着用しましたのは、
婦人ウェア
「首のチクチクをおさえた アラン柄モックネックセーター」
定価 消費税込 ¥5,990-の商品が、
なんと現在 消費税込 ¥2,990-ととてもお求めやすくなっております。
人気のアラン柄を施したシンプルで使いやすいセーターです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、こちらは首に触れる部分は綿素材を使用することで、
首回りのチクチクをおさえた、無印良品でとっても人気シリーズのセーターです。
じっくりご覧いただき、ぜひお気に入りの一着をお選びください。
あくまでもSALE商品となっておりますので、サイズや色によっては在庫がなくなっているものもございますが、
このほかにもたくさんのお買い得品を取り揃えておりますので、みなさまのご来店をお待ちいたしております。
こちらのアラン柄モックネックセーターは婦人ウェアなのですが、
少しチャレンジをして、私もXLサイズを着用してみました。
色はシンプルなグレーをチョイス。
何にでも合わせやすそうで、とっても気に入りました。
さて、前置きはこのぐらいにいたしまして。
ここからが本題です。
今回は「アラン柄」について知りたいと思います。
◎アラン柄とは
もともとは、アイルランドのアラン諸島の漁師の方が、極寒の海へ漁に出る際の防水と防寒のための仕事着として着用したセーターの柄のことをいうそうです。
約500年も前から編まれている独特な模様の柄です。
なるほど、地名から名前が付いているのですね。
漁師である夫のために、妻は羊を飼い、糸を紡ぎ、そして漁での無事を祈って一針一針を精魂込めて編んだそうです。
写真からも分かるように、アラン柄はケーブル柄やダイア柄、バスケット柄などを組み合わせた柄です。
ケーブル柄は命綱をイメージした縄の模様、
ダイア柄は富の象徴、
バスケット柄は大漁への願い。
など、さまざまな願いが込められて編まれた柄です。
そして、その柄は家庭ごとに異なる模様で、スコットランドのチェック柄のように家紋のような意味合いがあったといわれています。
また、危険と隣り合わせの仕事である漁師。
もしも万が一に、夫が海で亡くなってしまったとき、
身元の判明のための柄であったともいわれています。
その一家にひとつしかない模様は、親から子へと受け継がれ、そうすることで家の伝統として受け継がれていくそうですよ。
なんともステキなお話です。
さてさて、一家に一柄というものではありませんが、
そんなエピソードを感じた上で、こちらのアラン柄セーターを知り、
みなさまも楽しんで着用してみてはいかがでしょうか。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
そして、今回はリリースが遅れ、旬な時期に適切な情報をご提供できなかったことをお詫び申し上げます。
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