こんにちは。
無印良品ゆめタウン出雲の平井です。
8月もいよいよおしまい。
長雨であっさりとした気候が続く昨今。
夏の終わりを感じずにはいられません。
9月は残暑&猛暑がぶり返すなんて
お話もありますが実際のところ
いかがなものでしょうか。
もし仮にそうだとしたら涼を求め、
標高の高いところへ赴くなんて選択肢も
アリかもしれません。
そこで今回は島根県中部の大田市に位置する
三瓶山(さんべさん)について少しだけ
触れてみたいと思います。

三瓶山は主峰である男三瓶の標高1126cmの活火山。
周囲は自然林に囲まれ、国の天然記念物にも指定されている
島根県の代表的な景勝地でもあります。
トップ画像の写真はその活火山が産んだ古代の森。
三瓶小豆原(あずきはら)埋没林の巨木です。
全国でも数十箇所と珍しいですがこうして
巨大な幹が残ってるのは世界的にも稀だそうです。

HPによると
“約4000年前の小豆原には千年以上をかけて育まれ
天をつくほどのスギ巨木が立ち並んでいて、森は三瓶火山
の噴火で地中に埋もれたことで残り、現代に姿を現した”
とあります。
※出典元https://www.nature-sanbe.jp/azukihara/for.html

なるほどー。ざっくり言うと
火山灰が水に運ばれ、遠い遠い長い年月を経て、
静かに堆積し形成された天然の造形物ということでしょうか。
それにしてもこんな巨木が私たちが生まれる
ずっとずっと前から長い間地中で眠っていたなんて。
そして現にこうして我々の前に姿を現し続けているなんて。
地球の不思議と人類の科学と叡智。
その深さを感じずにはいられません。

そういえばこの巨木の発見も
元はといえば水田整備の工事から始まったそうです。
そのエピソードもヒマを持て余していたのか、埋没林の
スタッフのおじさんが喜々と語ってくれました。
そのエピソードたるやエモーショナル。
「エモい」です!
さてそんな三瓶山ですが
私たちの住む出雲市から車で1時間~1時間半。
ドライブ、キャンプ、ハイキングにスキーと
春夏秋冬でレジャーが楽しめます。
活火山というだけあり周囲には
三瓶温泉、温泉津(ゆのつ)温泉など効き目抜群の
温泉が点在。レジャーで楽しんだ後は
ゆったりとお過ごしいただけます。
もう少し過ごしやすい気候になったら
三瓶山も登ってみようかと思います。
その時はまた当ブログにて
紹介させていただければと思います。
それではまた。
無印良品 ゆめタウン出雲