![カポック kapok 軽くてあたたかい、天然繊維。](/jp/ja/special-feature/clothes/kapok/assets/img/hero.jpg)
地球の環境負荷低減が求められる時代に、無印良品はカポックに注目しています。
自然の素材が持つ機能で、いつでも快適な着心地を保ちます。
カポック/Kapokの特長
-
軽い
最も軽い
天然繊維のひとつ -
快適
多くの空気を含む
自然の生んだ機能 -
自然に
やさしい環境負荷が
非常に小さい素材
商品紹介
婦人
婦人 商品一覧
紳士
紳士 商品一覧
こども
商品一覧
婦人
紳士
こども
雑貨
カポック/Kapokとは
カポックの森と環境負荷の低減
カポックの森と環境負荷の低減
カポックはインドネシアやタイ、インドで多く栽培されている、落葉の高木。
農薬や肥料、水やりがほとんど不要な植物のため、太陽の光と自然の恵みである雨水で育ちます。
無印良品が使っているカポックの産地、インドネシア・ジャワ島の森では、約5メートル間隔で計画的に植林され、自然に近い状態で栽培されています。
![カポックの実の写真](/jp/ja/special-feature/clothes/kapok/assets/img/about-1-1.jpg)
カポックは綿や麻など、他の繊維と違い、収穫の際に刈り取りをする必要がありません。
成長を続け、高く大きく育ちながら二酸化炭素を吸収し、酸素に変えてくれます。
緑の幹を持ち、葉だけではなく木々全体で光合成をするので、森全体でのCO2吸収量は多く、地球温暖化の原因を減らしてくれます。
![成長するカポックの写真](/jp/ja/special-feature/clothes/kapok/assets/img/about-1-2.jpg)
収穫して繊維になるまで
収穫して繊維になるまで
カポックは5月ごろに白い花が咲き、6月ごろから実をつけ始め、9月から11月にかけて収穫をします。
1本の木から300~400個、重さにして約22~30kgほどのカポックの実から、8Kgほどのワタが収穫できます。
収穫されなかった実は殻が弾け、ワタが飛び出し、土に還ります。
![カポックの実からワタを収穫する様子](/jp/ja/special-feature/clothes/kapok/assets/img/about-2-1.jpg)
カポックの実を収穫したらワタを取り出します。
殻を割り、取り出したワタは天日干しで乾燥させます。その後、夾雑物(きょうさつぶつ)を取り除き、紡績し商品化されます。
![取り出したワタを天日干しする様子](/jp/ja/special-feature/clothes/kapok/assets/img/about-2-2.jpg)
カポックの利用
カポックの利用
カポックの繊維は短く、糸として利用するのは不向きとされていました。そのため、ポリエステルなど石油由来の合繊がまだなかった時代には、枕やぬいぐるみなどの詰め物や救命胴衣の中材などに利用されてきました。近年、新技術開発によって紡績が可能となり、製糸・織布・衣料製造が進められている注目のサステナブル素材です。
![カポックの利用のイメージ](/jp/ja/special-feature/clothes/kapok/assets/img/about-3-1.jpg)
農薬・肥料や水やりがほとんど不要で樹齢70年以上もの大木に育ちながら、多くのCO2を吸収し続けます。
木の実の収穫の際に幹を伐採することがないので、環境負荷が非常に小さな素材として注目されています。