秋を感じるひととき、栗の渋皮煮

秋を感じる、ほっくりとした優しい甘さの栗。
少し手間がかかる栗の手しごとですが、コトコトと煮る時間はゆったりとしていて、
渋皮煮のつやつやとした出来上がりに思わず笑顔がこぼれます。
諸国良品の栗で、栗の渋皮煮に挑戦してみませんか。

産地から、栗を選ぶ

おいしい栗は、最適な環境と生産者の技術によって育まれます。
日本の代表的な産地で大切に育てられた栗をご用意しました。

茨城県

日本一の栗の産地・茨城県笠間市の大粒でホクホクした「あいきマロン」

長野県

長野県の寒暖差が生み出す上品な甘さの「小布施の栗」

兵庫県

兵庫県で栽培期間中、農薬・化学肥料を使用せず栽培された「丹波栗」

高知県

高知県の四万十川の朝霧・夕霧によって良質な「四万十の栗」

栗の下処理(鬼皮むき)

栗の底の部分から包丁を入れている画像
  1. 栗の表面を丁寧に洗う。
    この時、水に入れた時に浮いてくるものや、表面に穴が空いているもの、黒く変色しているものは取り除く。
  2. ボウルに栗を入れ、栗がかぶるぐらいの熱湯を注ぎ1時間ほど置く。
  3. 栗の底の部分から、渋皮を傷つけないように包丁を入れ少しはがす。
    さらにはがれた部分から上に向かって引っ張るようにむく。

ポイント

鬼皮をむくときに包丁が滑って手を切らないようにご注意ください。
鬼皮が固くて滑る場合は、栗を持つ手に軍手をするなどしてください。

秋を感じる手しごと
「栗の渋皮煮」

「栗の渋皮煮」の作業工程イメージ

材料

500g
砂糖
300g
重曹
大さじ1/2

つくり方

  1. 鍋にたっぷりめにお水を入れ沸かす。お湯が沸いたら重曹と下処理をした栗を入れて煮る。煮るときは栗が傷つかないように、弱火(ふつふつするくらいの火加減)で煮る。
  2. 10分ほど経ったらざるに上げ、あらかじめ湯を沸かしておいた別の鍋に入れ、さらに10分ほど煮る。この作業をゆで汁が透き通ったあめ色になるまで3~4回繰り返す。
  3. ざるに上げた栗の表面を掃除する。竹串で渋皮についた筋を取った後、表面の繊維質を丁寧に取り除く。(写真右上 右:作業前 左:作業後)
  4. きれいになった栗を鍋に入れ、ひたひたになるくらいの水と砂糖の半量を入れて火にかける。煮立ってきたら残りの砂糖を入れて弱火にし、落し蓋をする。
  5. 20分程度煮て、煮汁にとろみがついたら火を止め、常温に冷ます。

ポイント

鍋が2つ無い場合は、やかんでお湯を準備しておくとスムーズです。
保存をするときは、消毒した容器に煮汁ごと入れ、冷蔵庫で保管してください。1週間程度日持ちします。

アレンジを楽しむ
「栗の渋皮煮パフェ」

栗の渋皮煮パフェのイメージ

渋皮煮をそのまま楽しむのはもちろん、無印良品のお菓子を使ってパフェにアレンジするものおすすめ。
バウムクーヘンやクッキー、パイなどのたくさんのお菓子の中から組み合わせて、オリジナルのパフェを楽しんでください。

アレンジにおすすめ
無印良品のお菓子

季節を感じながら丁寧に仕上げた渋皮煮は、ゆったりとしたティータイムのおともにぴったりです。
秋の手しごとを楽しみながら、とっておきの秋のおやつをあじわってみませんか。