いちごで彩る、ひなまつり

いちごで彩る、
ひなまつり

3月3日は「ひなまつり」。子どもの健やかな成長と幸せを願う日です。
元々は穢れをはらう日として人型の紙を川に流す神事が行われていましたが、
子どもの人形遊びと結びつき徐々に現代のように家族でお祝いをするようになったといわれています。

ひな人形や桃の花を飾ったり、白酒(甘酒)、ひしもちやひなあられなどを食べる習慣があります。
3色からなるひしもちは、雪(白色)の下に新緑(緑色)が芽吹き、桃の花(桃色)が咲く春の訪れをイメージしているという節や
それぞれに魔除け・清浄・健康という意味が込められているという説などもあります。

ひなまつりにお子さまと作って楽しめるいちごを使ったレシピや甘酒、お祝いの贈り物をあつめました。

「3色甘酒プリン」と
「3色白玉団子」

3月初旬はいちごの最盛期でもあります。福岡県にある「伊世いちご畑」のあまおうを使って作る、3色のスイーツをご紹介します。
そのまま食べてもおいしいいちごですが、お菓子づくりに使えば、かわいらしい桃色を演出してくれます。

①いちごを潰したペーストを甘酒と白玉粉に混ぜて桃色を作る
②少量の甘酒で溶いた抹茶を甘酒や白玉粉に混ぜて緑色を作る
③桃色の白玉団子は水の代わりにいちごペーストを使用
④耳たぶ程度の硬さになるまで混ぜてお団子状にした白玉粉
⑤3色甘酒プリンの完成イメージ
⑥3色白玉団子の完成イメージ

レシピのポイント

  • 3色のうち、桃色は「いちご」を潰したペーストをそれぞれ甘酒と白玉粉に混ぜることで表現。いちごのつぶつぶ食感を残したい場合はフォークなどで潰して。なめらかな食感がお好みの場合は、ブレンダーなどでジュース状にしてから混ぜるようにしましょう。
  • 白色は「甘酒」と「白玉粉」そのものの色を生かして。緑色は「抹茶」を甘酒と白玉粉に混ぜています。なお、抹茶の粉を甘酒に混ぜる際には、あらかじめ少量の甘酒で溶いたペーストを全体に混ぜるとダマになりにくいです。
  • また、白玉粉は水を少しずつ加えながら耳たぶ程度の硬さになるまで混ぜていきます。このときの硬さがそのまま白玉団子のもちもちっとした食感につながるので、お好みの水分量で調節してください。桃色の白玉団子は水の代わりにいちごペーストを使用しています。

ひとことメモ

「3色甘酒プリン」は、甘酒を使用することで和を感じる風味のプリンに仕上がりました。桃色はいちごの甘酸っぱさが感じられる味わい、白色は甘酒の風味がそのまま伝わり、緑色は抹茶の濃厚な香りと味が甘酒のやさしい甘さとよく合います。
「3色白玉団子」は、もち米100%由来の風味が伝わる、ツルツル・もちもちの食感。
どちらのスイーツもいちご、甘酒、白玉粉、抹茶の素材そのものの色が美しく表現され、香りや味わいも自然そのもの。一度に3つの味が楽しめる、贅沢なおやつです。

使用した商品

ひなまつりの
おやつづくりにおすすめ

甘酒

甘酒のイメージ画像

ひなまつりでは長寿と厄除けの効果がといわれる白酒を飲んでいました。白酒はアルコールを含むため、子どもも飲めるようにと甘酒が飲まれるようになったといわれています。

自家栽培した米と米麹のみで作られていて、砂糖などは不使用です。ノンアルコールですので、お子様でも安心してお召し上がりいただけます。昔ながらの手造り手法で、素朴な味わいが楽しめます。

諸国良品の甘酒

お祝いの贈りもの

お祝いの贈りもの(名入れができる木のおもちゃ)のイメージ画像

子どもの成長を願って贈り物はいかがですか。
名入れができる「木のおもちゃ」は贈りものにおすすめです。その他にも、古くからおめでたい縁起柄として知られる「青海波」の伯州綿ブランケットや、「りんごっこセット」の器は大人になってもアクセサリーや小物を入れられるので、成長に合わせて永くお使いいただけます。

商品一覧

子どもたちの健康と成長を願う「ひなまつり」。
一緒にお菓子づくりを楽しみながら、子どもの成長を感じられるものも嬉しいものです。