強いこだわりが生む、岡山県のおいしい「桃」と「ぶどう」 【総社もも生産組合/山下雅章/行本健一】

強いこだわりが生む、岡山県のおいしい「桃」と「ぶどう」 【総社もも生産組合/山下雅章/行本健一】

諸国良品

2024/07/01

岡山県の果物といえば、桃とぶどうを思い浮かべると思います。清水白桃、マスカット・オブ・アレキサンドリアなど、古くから高級果物産地として知られています。瀬戸内の温暖な気候もありますが、ひとつにはものづくりに凝ってしまうという県民性にもあります。作るからには美味しく、そして見た目も美しく。そのためには手間暇惜しまず、でもたくさんは作れない。そんな岡山で作る果物といえば、やはり桃とぶどうなのです。

遮光袋をかけて作るのも岡山の桃の特徴のひとつですが、総社もも生産組合では特に適熟とにこだわっています。柔らかい桃をお届けするため、木でできるだけ熟して収穫をすることを徹底し、お届けするときも緩衝材をしっかりいれて丁寧に梱包します。

糖度センサーだけにこだわらず、徹底的に人が試食して、熟度、果肉の質、糖度、香りをチェックします。糖度計だけでは計れない若干の渋味なども、桃の繊細な美味しさと考えているからです。

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山下さんは、シャインマスカットが今のようにまだ販売されていない頃、岡山県で数名のぶどう生産者が選ばれ、試験的に作ることを依頼された生産者のひとり。実はそのころはこんなブレイクするとは思ってはいませんでした。

ただ、山下さんが最初に説明会に参加した時、普通は出された試食用の葡萄は味見をする程度だそうですが、『シャイン・マスカット』は、生産者が皆『美味い美味い!』ときれいサッパリ完食したことにとても驚いたそうです。今では主力の商品になりました。

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岡山県赤磐市のぶどう生産者の行本健一さん。3代続くぶどう農家。こだわりを聞くと、返ってきた答えは「特別はないです。基本に忠実にすることを心がけています。」言葉通り、行本さんのぶどう畑の斜面は丁寧に整えられ、長い間作り続けられた美しい畑です。

ピオーネは大粒でしっかりした房形を目指して作ります。春の粒間引き作業の剪定はとても重要です。大きくなったときの房形を想定し、ぶどうの房にハサミを入れるのですが、種がなく脱粒しやすいため房形にこだわるのは粒が落ちないためでもあるのです。

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生産者紹介

  • 総社もも生産組合/山下雅章/行本健一

    生産者名 総社もも生産組合/山下雅章/行本健一 詳細

    総社もも生産組合(岡山県総社市)/山下雅章(岡山県総社市)/行本健一(岡山県赤磐市)

    岡山県南部の総社市と赤磐市はどちらも桃とぶどうの産地です。この数年、総社もも生産組合では梅雨が明けて安定した時期にはいる8月9月の桃の栽培面積を増やしています。
    8月からは、ピオーネやシャインマスカットなどぶどうが本格的に始まります。山下さんも行本さんも20年以上のぶどう生産者ですが、岡山が誇るぶどうの栽培技術を活かした、大粒で張りのある粒を目指して、丁寧な剪定を行っています。

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