無印良品では、地球資源の循環化および廃棄物削減のために、さまざまな取り組みを進めています。その一環として、商品パッケージや売場陳列用資材の素材を順次見直しています。
今回は、靴下の陳列用フックの見直しを紹介します。
プラスチック製だった靴下の陳列用フックを、2019年春夏シーズンから再生紙を使用したものに変更しました。
靴下は、くらしの定番アイテムとして、無印良品の中でも販売数の多い商品です。プラスチック削減の取り組みを進めるにあたって、影響が大きいだろうと考え、いち早く陳列用フックの見直しを決めました。
陳列用フックとしての強度があること、また、タグ部分から抜け落ちない形状であること、を実現するための素材選定や試作を繰り返し、完成した新しいフックは、再生紙を型で抜いたものにしたことで、年間約56トンのプラスチックを削減しています。
また同時に、靴下を留めるタグピンも、糸へと順次変更しています。これにより、靴下に付属する資材はすべてが燃えるごみとして廃棄可能なものとなります。
自然とのより良い関係を目指す無印良品は、地球資源の循環化および廃棄物削減に向けて、これからもできることからすすめていきます。
レジ袋削減にむけたマイバッグ推進の取り組み
プラスチック削減のためのインナーパッケージの取り組み