無印良品の歩み

無印良品の歩み

おたより/ニュース

2021/05/17

無印良品の誕生は1980年。起点はものの生産プロセスを徹底して合理化することで、簡潔で気持ちのいい低価格商品を生み出すことでした。

具体的には「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」を通して、商品を見つめ直しています。
たとえば、紙の原料であるパルプを漂白するプロセスを省略すると、紙はうすいベージュ色になります。無印良品はそれをパッケージ素材やラベルなどに用いました。
演出過剰ぎみだった一般商品と好対照をなす商品群は、日本のみならず世界に衝撃を与え、大きな共感とともに受け入れられました。

現在、無印良品の店舗は全世界で1,000を超え、商品アイテムも、衣服や生活雑貨、食品、そして家まで、7,000アイテムを超えました。
しかし、その思想の根幹は誕生当時と変わらず、北をさす方位磁石のように、生活の「基本」と「普遍」を指し続けています。

無印良品の歩み