レビュー
ストレスフリーな新しい自転車ヘルメットを体験

2026/08/20
(文・山田さとみ 写真・田上浩一)
※ネットストアでは、商品の品切れが発生することがあります。お求めの際はお近くの店舗をご利用ください
※ネットストアからは、店舗在庫を確認できます。お店でのお買い物の参考に活用ください(データの反映にタイムラグが発生する可能性があります)
想像以上の軽さと、日常になじむデザイン
2023年4月から始まった、自転車乗車時のヘルメット着用努力義務化。街での着用率は以前より少し上がったようにも見えるけれど、実際のところ、まだまだ被っていない人が多く見られるようだ。
安全面を考えれば被るべきなのはわかりつつも、なかなか浸透しないのは、髪型が崩れる、蒸れる、かさばるなどのデメリットが多いからかもしれない。
そんな着用時のストレスを軽減するヘルメットが無印良品から発売されると聞いて、ライターYが実際に試してみた。

手に取ってまず驚いたのは、その軽さ。重量は260〜300gというが、体感としては数字以上に軽い。ヘルメットを被るとどうしても首や肩に負担がかかるから、この軽さはとても助かる。 シンプルでマットな質感は、いつもの服装にもすんなりなじみそうだ。
髪型の崩れと蒸れを逃す、内側の工夫とアジャスター

いちばん懸念していた髪型の崩れについても、おもしろい工夫があった。前方の内側に設けられた段差が、前髪の逃げ場になっている。完全に崩れないわけではないけれど、脱いだあとに手ぐしで直せる程度に収まった。
それに、この凹凸によって、前方から入ってきた風が上の大きな通気穴へと抜けていく。この蒸れを逃すこの構造なら、髪が頭皮にぺたっと貼り付く不快感からも解放されそうだ。さらに後部のスペースのおかげで、髪を結んだままでも結び目が気にならず、すんなりと被れる。

後頭部のダイヤル式アジャスターも優秀だった。ヘルメットはぴったり被らないと意味がないけれど、締め付けすぎると髪に跡が残ってしまう。その点、このアジャスターは細かくサイズを調整できるから、ちょうどいい締め具合を見つけることができた。
それに、アジャスターは上下にも動くから芸が細かい。
日常に寄り添う、着脱と持ち運びの機能

意外と重宝するのが、あご紐に採用されたマグネット式のバックル。スーパーで買い物をした帰り道、片手に荷物を持ったままでも、手元を見ずに片手でスムーズに外すことができる。

持ち運びへの配慮も的確で、後部についた反射材を兼ねたループを、バックパックに引っ掛けることができる。これで、自転車を降りた後にかさばるという問題もあっさりと解消できる。
ヘルメットを被るときの面倒くささを、日常の動線のなかでひとつずつ丁寧に解決してくれたような実感がある。これだけわずらわしさが軽減されていれば、毎日の習慣にすることも難しくなさそうだ。

← 前の記事へ
← 前の記事へ




