レビュー
秋冬の新定番。着て保湿 | 着るスキンケア

2026/11/02
(文・荒木にこ 写真・幸喜ひかり)
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季節の変わり目は、移動中の電車や飲食店など、屋内でも暑かったり寒かったり……。かといって、アウターを引っ張り出すにはまだ少し早い気もしますし、どうにも服装選びが難しいですよね。おまけに、空気が乾燥し始め、肌のカサつきも気になる頃。そんな季節を快適に乗り切るために、インナーを上手に取り入れたいと思っていたところ、無印良品の『着るスキンケア』に出合いました。
約3年の歳月をかけて開発したという『着るスキンケア』シリーズ。天然由来の保湿成分であるアミノ酸を繊維に練り込んだ保湿インナーで、化粧品としても登録されているとのこと。水分をたっぷり含んだ生地が肌を包み込み、うるおいを逃さずキープしてくれる仕組みになっているのだとか。

ひとたび袖を通してみると、これはもう手放せない、秋冬のローテーションに。薄手の生地は、着ていることを忘れるほど軽やかで、天然由来の再生繊維であるレーヨン素材はなめらかな肌触り。乾燥で荒れやすい私(ライターN)の肌にも、心地よく着られました。裏返してみると、凹凸を抑えた「M縫い」という縫い目で、タグもなく、肌あたりの良さにも納得です。

締めつけないやさしいフィット具合でインナーとしてとても優秀。心なしかひんやり感じる生地は、重ね着しても窮屈さがなく、そんなストレスフリーな着心地が気に入っています。ちなみに、レディースはタンクトップ、レース付きキャミソール、Uネック長袖Tシャツ、レース付きバレエネック八分袖Tシャツ、タートルネック長袖Tシャツ、レギンス。メンズは、クルーネック半袖Tシャツ、クルーネック長袖Tシャツといったラインナップ。発売されたばかりですが、型数が多いのも嬉しいポイントです。
長袖Tシャツで腕までカバー
私は、お気に入りのTシャツの下に長袖を重ねることが多いのですが、この『タートルネック長袖Tシャツ』は特に活躍中です。ほんのり透け感のあるシアーな袖をのぞかせれば、レイヤードしても軽やかな印象。首元にもほどよくゆとりがあり、締めつけられず長時間着ていても快適です。

一方、『Uネック長袖Tシャツ』は、これからの季節、セーターの下に忍ばせたいと思っています。薄手でほどよく体にフィットする上に、深めに開いたUネックのおかげで襟元からも見えにくい。ひっそりと体を包み込み、セーター特有のあのチクチクからも守ってくれる。そんな頼もしい陰の立役者のような存在です。

一年中着やすいキャミソール&タンクトップ
『着るスキンケア』は、日常的な肌ケアとして一年を通して着られるようですが、なかでもノースリーブタイプは重宝しそうです。乾燥肌に悩む人なら共感してもらえるかもしれませんが、ボディケアが必要なのは冬だけではないですよね。Tシャツやノースリーブの下にも忍ばせられるので、薄着になる季節にも取り入れやすい。『レース付きキャミソール』は、上品なレースの縁取りがちょっと気分を上げてくれます。外に響きにくいラベンダー色があるのもありがたい。

襟ぐりと脇のアームホールの縫製が工夫されたシンプルな『タンクトップ』は、いわゆる下着っぽくない形が好きです。淡いグレーもありそうでなかなかない絶妙な色合いで、一枚でもサマになる洗練されたたたずまいです。

レギンスは脚元のうるおいをキープ
トップスだけでなく、ボトムスも展開しているのがありがたい。パンツやスカートの下にもはける『レギンス』は、外出時はもちろん、最近ではお風呂上がりに着用しています。保湿クリームをたっぷり塗ったあと、「水分をとどめておいてね」という気持ちでパジャマの下に。気がつくと朝から夜、家から外まで着用している気が……。

ついに乾燥の季節がやってきましたが、今年はボディクリームや化粧水に加えて、『着るスキンケア』という心強い味方もつきました。肌をいたわる選択肢がひとつ増えたことで、いつもよりちょっと安心して冬を迎えられそうです。
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