くらしと寝具

くらしと寝具ふとん・まくらの選び方

1日の約3分の1を費やす眠りにかかせない「まくら」と「ふとん」。
心地良い眠りを追求し、素材や機能性を考えてつくりました。
好みのボリューム感、素材、かたさなどに合わせた選び方のポイントを紹介します。

ふとんの選び方

機能で選ぶ

あたたかさのイメージ

あたたかさ

掛ふとんの重要な役割は保温性です。
体から出る熱は上に向かって逃げていくため、その熱を掛ふとんの保温層により、逃がさないことが掛ふとんの役割です。

軽さのイメージ

軽さ

一般的に、一晩で20回前後も寝返りを打つと言われています。
ふとんの重さは人それぞれ好みがありますが、できれば寝返りしやすいように軽いものが快眠にはおすすめです。

吸放湿性のイメージ

吸放湿性

人は、一晩にコップ約1杯ほどの汗をかくと言われています。
ふとんの中を快適に保ってくれる、吸湿性と放湿性が備わっているふとんを選ぶことにより、より深く眠れます。

素材から選ぶ

羽毛とポリエステルの特長

あたたかさ 軽さ 吸放湿性 手入れのしやすさ 価格 その他
羽毛 自然素材の中で最も保温性にすぐれている 細かい毛の間に空気をたくさん含んで
膨らむので最も軽い
天然の吸放湿性により寝具内に応じて
快適な湿度に保つ
ドライクリーニングでのお手入れが必要 羽毛の品質・充填量に比例して価格も変わる 冬の間だけでなく、夏の間の冷房使用時でも、
身体の冷えを防ぐことができる
ポリエステル 羽毛ほど空気は含まれないが、一定の保温性がある あたたかさに比例してわた量を増やすため、
やや重たい
吸放湿性はないため、
吸放湿性がある毛布を組み合わせると良い
自宅で洗える(再生ポリエステルわたは洗濯不可) お求めやすい価格 無臭に近いため、においが気になりにくい

サイズを選ぶ

ベッドとふとんのサイズ選びの違い

敷ふとんはそのままのサイズ、ベッドはワンサイズ上がおすすめ

敷ふとんはそのままのサイズ、
ベッドはワンサイズ上がおすすめ

ベッドでお休みいただく際の掛ふとんは、ベッドよりワンサイズ上のものをお使いいただくのがおすすめです。
ゆとりのある大きな掛ふとんをご使用いただくことで、肩口など隙間からの冷気をガードし保温効果が高まるので、
快適にお休みいただけます。
また睡眠中の寝返りでのふとんのずれ落ち防止にも効果があります。

比べてみる

掛ふとん⽐較表(シングルサイズ)

価格 あたたかさ 軽さ 吸放湿性 おすすめの
季節
特長
薄掛ふとん
薄掛ふとん

9,990

0.2kg

5〜8月

毛布と組み合わせて季節の変わり目などにも最適
掛ふとん・
一層式
掛ふとん・一層式

29,900

0.8kg

4〜6月・9〜10月

毛布などと組み合わせて一年を通じて使える
掛ふとん・
中厚手
掛ふとん・中厚手

39,900

0.9kg

9〜4月

1枚でもあたたかい。日本製
掛ふとん・
二層式
掛ふとん・二層式

49,900

1.3kg

11〜3月

1番あたたかい、毛布いらずのあたたかさ
再生
ポリエステル
わた
再生ポリエステルわた

4,990

1.2kg

4〜6月・9〜10月

価格がおさえめ、
新生活におすすめ
洗える
ポリエステル
わた
洗えるポリエステルわた

19,900

1.0kg

4〜6月・9〜10月

洗濯機で洗える、
一年中使える

無印良品のふとんの特長

  • 防ダニ加工

    防ダニ加工

    防ダニ加工をした側生地を使用し、繊維の隙間からダニを通しにくい仕様にしています。

  • 静電気防止

    静電気防止

    静電気防止の生地を
    使用しています。

  • 無地生地

    無地生地

    生地に柄がないため、白や薄い色の掛ふとんカバーが透けても気にならない。

防ダニ 羽毛薄掛ふとん

シングル/セミダブル/ダブル/クィーン

  • 一番コンパクトで収納に便利
  • ケットや毛布、羽毛布団と組み合わせで年間通して使える
  • タオルケットとしても代用できる

防ダニ 羽毛掛ふとん・
一層式

シングル/セミダブル/ダブル/クィーン/キング

  • 一番コンパクトで収納に便利
  • ケットや毛布と組み合わせて季節の変わり目に適応
  • 羽毛布団をはじめて使う方におすすめ

防ダニ 羽毛掛ふとん・中厚手

シングル/セミダブル/ダブル/クィーン

  • 国内で丁寧に洗浄した羽毛は、細かい羽の間にしっかり空気を含むため保温性が高い
  • 国内で丁寧に洗浄しているため、羽毛のにおいが少ない
  • 適度な厚みの二層構造で、年間通して使える

防ダニ 羽毛掛ふとん・
二層式

シングル/セミダブル/ダブル/クィーン

  • 二層構造により、一番あたたかい
  • 国内で洗浄した良質な羽毛を使用しているため、羽毛のにおいが少ない
  • 羽毛の中でもより軽くあたたかいグースの羽毛を使用

再生ポリエステルわた防ダニ 掛ふとん

シングル

  • 詰め物は再生ペットボトル由来の素材を使用
  • お求めやすい価格
  • 中わたは、体に沿いやすいよう細い繊維を使用

防ダニ 洗えるポリエステル
掛ふとん

シングル/セミダブル/ダブル/クィーン/キング

  • 洗濯機で洗える 耐洗濯性の高い中わたを使用
  • たくさん空気を含む中わたを使用しているので、あたたかい
  • 側生地も中わたも防ダニ仕様

永く使うために

永く使用していると、どうしても傷や汚れなどがついてしまいます。
きちんとしたお手入れや保存方法を知ることで、より永くふとんを愛用していただけます。

日頃のお手入れのイメージ

日頃のお手入れ

日頃のお手入れとして天日干しがありますが、羽毛布団は頻繁に干す必要はありません。干す際はお天気の良い乾燥した日にすること、また月に1~2回(湿度の低い時間帯で2~3時間程度)を目安にしましょう。長時間の布団干しは生地の傷みや色褪せにつながります。

叩くのは避けるのイメージ

叩くのは避ける

ほこりやダニを除去する際にふとん叩きをするという場合がありますが、ふとんを叩くことで中の詰め物や生地を傷めてしまうため避けましょう。ほこりやダニを除去する際はふとん叩きよりも掃除機のほうが詰め物や生地を傷めにくく効果的です。

保管方法についてのイメージ

保管方法について

ふとんを保管する際は、ふとんをしっかりと乾燥させておくことと保管場所の湿気を飛ばしておくことが重要です。保管後も定期的に空気の入れ替えやふとんがつぶれていないかなどを確認することで、ふとんを傷めずに永く使うことができます。

日頃のお手入れ
叩くのは避ける
保管方法について