丁寧な手作業が生み出す、美しい幾何学模様「こぎん刺し」

丁寧な手作業が生み出す、美しい幾何学模様「こぎん刺し」

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2024/09/24

地域で育まれてきた良品を産地直送でお届けする『諸国良品』から、津軽地方の暮らしの知恵により生み出された、こぎん刺しをご紹介します。

 
丁寧な手作業が生み出す、美しい幾何学模様「こぎん刺し」


こぎん刺しは、青森県津軽地方に伝わる刺繍のこと。津軽地方では、作業着のことをこぎん(小布)と呼び、作業着に刺し子がされていたため、この名前がついたと言われています。

 
丁寧な手作業が生み出す、美しい幾何学模様「こぎん刺し」


北国の津軽では綿の栽培が困難で、衣服の多くは、繊維が粗く風通しが良い麻布製でした。冬場の寒さを防ぐために、糸で布目を埋めるこぎん刺しで保温性を高めていたのです。津軽の女性たちが競って生み出した幾何学模様には、一針一針丹念に刺すつくり手の根気と繊細さが宿っています。

 
丁寧な手作業が生み出す、美しい幾何学模様「こぎん刺し」


厳しい津軽の風土と農村女性たちの美意識が生み出した、こぎん刺し。幾何学模様なのにあたたかみが感じられるのは、手づくりならでは。現在では幾何学模様だけでなく、弘前を象徴するリンゴ柄や、カラフルな色合いのものもつくられています。

 
丁寧な手作業が生み出す、美しい幾何学模様「こぎん刺し」

丁寧な手作業が生み出す、美しい幾何学模様「こぎん刺し」

1942年からこぎん刺しの研究を続けている『弘前こぎん研究所』の成田会長は、「昔の人たちが残してくれたこぎん刺しの技術を、必ず次に伝えていく使命があります」と話し、国内外でこぎん刺しの普及活動を行っています。




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