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【Café&Meal MUJI グランフロント大阪】本日、4月13日に『手づくり味噌教室』を開催しました。

大豆を潰している写真

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2023/04/13

こんにちは。Café&Meal MUJI グランフロント大阪です。

4月13日にCafé&Meal MUJI グランフロント大阪にて、大阪府堺市にある『糀屋 雨風(こうじや あめかぜ)』の16代目 豊田宣広さんを講師にお迎えし『手づくり味噌教室』を開催しました。
糀屋 雨風さんは堺市で300年以上続く醤油や糀を製造されている会社で、昔ながらの製法での味噌作りを続けられています。豊田さんは味噌作り教室や料理教室など様々な教室の開催を通して糀の良さの普及に勤められています。
雨風豊田様の写真

今回で今年4度目の手作り味噌教室。新生活などで忙しい時期ということもあり、今回は少人数でのワークショップとなりました。いつもよりゆったりとした時間が流れているように感じました。講師の豊田さんと参加者のみなさんが楽しくお話しされている姿を見ていると、ほっこりとした嬉しい気持ちになりました。

さて、今回もおうちで気軽に作ることができる方法での味噌作りを教えていただきました。
味噌作りの材料は、大豆、米麹、お塩の3つです。
材料3点の写真

まず、お塩と米麹を袋の中でしっかり混ぜ合わせます。
米糀と塩を混ぜる写真

次に、別の袋に準備された大豆を手で潰してゆきます。当日の朝に炊きあげられたふっくらとした大豆はまだ温かく、参加者のみなさんが手でこねはじめるとふわっと大豆の良い香りがお店の中に広がりました。
大豆を潰す写真

大豆、糀と塩を全て合わせて、手で中に入れ込むようにしっかりと丁寧に混ぜてゆきます。材料が混ざったら、袋の中で大きなボールになるようにお味噌をまるめて、桶の中に空気を抜きながら詰めていきます。みなさんは力を込めてお味噌をぐっと詰めてゆきますが、最後に豊田さんのもう一押しでさらにぎゅっとお味噌から空気が抜けてゆきます。みなさんの「すごいー!全然違うー!」とわっと盛り上がる声が楽しく、たまたま一緒に参加したみなさんが一つのチームのようになる瞬間がワークショップのいいところですね。
桶に味噌を詰める写真

同じ材料で、同じ方法で作っても、人や環境の影響を受けそれぞれ違う味のお味噌になるそうです。自分だけのお味噌という気がして、なんだか愛着がわきますね。
今回作ったお味噌は3ヶ月程度で熟成され、表面に味噌だまりができた頃に美味しく食べられるのだそう。完成が楽しみですね。

ワークショップ直後限定で、糀屋雨風さんによるお味噌の直接販売がありました。お味噌の種類もいろいろあって、見ているだけで楽しくなります。今回は難波ネギを使ったピリ辛の『難波ネギと鷹の爪の甘辛ダレ』も持ってきてくれ、大人気ですぐに完売となりました。
物販販売の味噌商品の写真

手作り味噌教室の後は、ワークショップ参加者限定で雨風さんのお味噌を使ったお食事を提供しました。
食事の写真

朝早くから頑張ったみなさんへおいしいお食事でそっと寄り添えましたように、願いを込めて。

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